アバラバーン
ABALA BURN
A Battle Legend of Astterica
クリックでリストトップに戻ります
3D対戦格闘ゲーム/ドラマティック冒険格闘活劇
PS 開発:タムソフト 推奨度:− 発売:1998/08/20 amazon通販
CD-ROM 販売:タカラ 入手度:B 定価:5,800円
■公式リンク


(C) TAKARA CO., LTD. 1998 ALL RIGHTS RESERVED.
PROGRAMMED BY (C) TAM SOFT 1998
■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間
 開発はタムソフト、販売はタカラ。「闘神伝」の黄金タッグが贈る3Dのドラマティック冒険格闘ゲームです。開発元がアクションゲームのノウハウを積んできたタムソフトだけに、その完成度はやや高め。独特の操作感のクセはありますが、慣れてしまえば普通に操作可能。グラフィックの質はそこそこに高く、初代プレイステーションソフトの中であれば、中の上ぐらいには位置するでしょう。
 キャラクターデザインも個性的で、モデリングも良い感じです。エフェクト、必殺技の演出なども比較的丁寧に作られており、一流とまでは行かなくとも、十分良作と呼べる仕上がりとなっています。

 ゲームは大きく二つに分かれます
・アーケードモード
 8人のキャラクターが一対一で戦い続けていくモード。通常の格闘ゲームと同様の形式です。
・ストーリーモード
 3D空間を自由に歩き回りながら戦い続けるアクションゲームモード。

 ・・・以上のようにまったく異なるゲームを、一本のソフトで楽しむことが出来るようになっています。ストーリーモードは操作に慣れるまで、やや難解ではあるものの、特徴を掴んでしまえば大変に楽しめます。アイテム、装備アイテム、ボス戦など内容は実に凝っていますね。
 以下は、アーケードモードに焦点を当てて紹介を致します。

 操作はレバー8方向+「上段パンチ」、「下段パンチ」、「上段キック」、「下段キック」、「ジャンプ」の5ボタン式。基本操作は以下をご覧下さい。パンチ、キックが二種類用意されており、それぞれ上段と下段に割り振られているのが特徴的。デフォルト設定では、下段パンチのボタン位置が少しオカシい気もしますが、勿論キーコンフィグで自由に設定をしなおすことは可能ですので、自分好みにカスタマイズしましょう。

 慣れないうちは面白いゲームに思えないかもしれませんが、一度ポイントを抑えてしまえば、コレがなかなかに楽しめる良作です。3Dグラフィックを活かした、360度方向のアクション性、且つ2D格闘ゲーム的な駆け引き要素も搭載されたバランスは、意外と良い位置でマッチングしています。ファンタジーの色濃い世界観は良く構築されておりますし、個人的にはお気に入りの1本です。
 中古市場ではあまり見掛ける機会の無いタイトルですが、ワゴンセールなどで手に取ることもあると思いますので、その時はこのレビューを思い出して下さると幸いです。

■基本操作
操作 行動
△ボタン 上段キック
○ボタン 下段キック
×ボタン ジャンプ
□ボタン 上段パンチ
R1ボタン 下段パンチ
L1+□ボタン 投げ
↑キー 画面奥へのサイドステップ
←→キー 前後移動、二回押しでダッシュ
↓キー 画面手前へのサイドステップ
■パッケージ画像等
パッケージ画像 説明書のキャラクター紹介部分
■関連商品
   

▽リストへ戻る
▽トップへ戻る