■ゲーム概要 |
FM-TOWNSシリーズで初出の「あすか120%」シリーズ正統派続編で、プレイステーションプラットフォームの第一作目。私立繚乱女学院「部対抗予算争奪戦メガファイトトーナメント」を舞台に、女性キャラ中心の対戦型格闘ゲームというコンセプトは健在。PCエンジンでリリースされた「マキシマ」からバランス調整がなされている。また、同じ「あすか120%
SPECIAL」の中にもバージョンが二種類あり、パッケージ表面右下の「BURNING
Fest.」の文字すぐ隣に、直径5mm程度の黒丸があるものは再販売版となっている。
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■ゲームシステム |
操作はレバー8方向+「小攻撃」、「大攻撃」の2ボタン式。基本操作は以下を参照。
■ゲージシステム
▼体力ゲージ
自キャラの体力を示すゲージ。このゲージがなくなると負けとなる。
▼バーニングゲージ
対戦中の色々な条件で少しずつ蓄積されていき、満タン(100%)になると最終奥義が一度だけ。また更に120%状態になると、一定時間内のあいだ攻撃力アップ、更に最終奥義が何回でも使用可能な状態「バーニングモード」になる。
■ゲームシステム
▼防御
一般的な格闘ゲームと同様、基本はレバー後ろでガード。上段防御と下段防御がある。セミオートガードを採用しており、何もしてない状態で相手の攻撃を受けると、自動的に防御する。
▼技の相殺
技と技がぶつかり合った場合、技の攻撃力は相殺され、お互いにダメージを受けない。
▼投げ
近い間合いで方向キーを敵側に入力したまま、大攻撃ボタンを押すと投げることができる。空中でも可能。
▼二段ジャンプ
ジャンプ中に方向キーを上方向に入力すると、二段ジャンプとなる。
▼カウンターアタック
小攻撃・大攻撃ボタン同時押しで、相手の攻撃を相殺しながら攻撃する、カウンターアタックを出せる。空中でも使用できる。
▼透かし
ガードモーション中に方向キーの後ろと攻撃ボタン(いずれか)で一定時間相手の攻撃を透かすことができる。
▼ガードキャンセル
ガードモーション中に各必殺技・最終奥義・カウンターアタック・ダッシュ・バックダッシュなどの各コマンドを入力することによって、ガードモーションをキャンセルして各技を出すことができる。
▼叩きつけ・突き飛ばし
一部の技や空中からの投げには「叩きつけ」や「突き飛ばし」といった追加効果のある技がある。追加効果があった場合、技そのもののダメージ以外に、地面などに衝突する際のダメージが加算される。
▼受身
「叩きつけ」や「突き飛ばし」を受けた最中に、飛ばされている方向とは逆方向に方向キーを2回入れるか、地面衝突寸前に攻撃ボタンをタイミング良く押すことで立ち直ることができる。衝突前に立ち直った場合は、衝突の際のダメージを受けずに済む。
▼最終奥義
強力な必殺技。バーニングゲージが100%の状態で1回。120%の一定時間内に何度も出せる。
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■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間 |
FM-TOWNS発祥、パソコンソフト出身格闘ゲームのプレイステーション版です。PC-エンジンやX68Kでもリリースされています。初代TOWNSでは6人しか居らず、非常に寂しい感じでしたが、ハード移植を繰り返すごとに増加。どんどん賑やかになってきています。
正直なところ、初めてこの戦闘シーンを見た時には、少々がっかりしました。ややドットが粗く、動きも良くはありません。他のプレイステーションタイトルに比べますと、やや見劣りしている面は否めません。しかし、操作性は非常に良好で、戦闘バランスも良し。必殺技演出も良い感じです。
そもそも設定として、主人公が化学部・ライバルが生物部というだけで、個人的に非常にポイントが高いです(笑)。通常、部対抗の格闘大会といったら、空手部や柔道部、そうでなければ、せいぜい野球部とかサッカー部でしょう。そこをあえて文化系を主役とそのライバルに張る心意気が凄いです。
キャラクターデザインに、あの有名な「七瀬
葵」氏。パッケージイラストには「石田
敦子」氏を起用。魅力的なキャラクターを更に引き立てていますね。
全体的に高い評価を得ている良作。格闘ゲームコレクターであれば、是非手に入れておきたい一本ですね。ちなみにこのタイトルは、通常版とバランス再調整版が存在します。パッケージ表面右下の「BURNING
Fest.」の文字すぐ隣に、直径5mm程度の黒丸があるものは再販売版となります。購入の際はチェックなさってみてください。
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■プレイ動画 |
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■キャラクター紹介 兼 オープニングムービー |
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■登場キャラクター |
キャラ |
声優 |
キャラ |
声優 |
本田 飛鳥 |
茶山 莉子 |
豊田 可莉奈 |
荒木 香恵 |
大久保 久美 |
長沢 美樹 |
小和田 奈々 |
高橋 美紀 |
鈴木 めぐみ |
北条 静香 |
山崎 竜子 |
森本 晶 |
キャシィ・ワイルド |
高乃 麗 |
御手洗 清子 |
日高 のり子 |
新堂 環 |
勝生 真沙子 |
北条 虎美 |
伊藤 未央 |
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