|
武戯 -BUGI- |
|
3D対戦格闘ゲーム/FIGHTING GAME |
|
PS |
開発:KCE東京 |
推奨度:− |
発売:1998/11/19 |
amazon通販 |
CD-ROM |
販売:コナミ |
入手度:B |
定価:5,800円 |
|
|
|
(C) 1998 KONAMI ALL RIGHTS RESERVED. |
■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間 |
コナミから発売された3Dポリゴン対戦格闘ゲーム。開発はKCET(コナミ
コンピュータエンターテイメント東京)。一部では「ナムコの鉄拳、コナミの武戯」と呼ばれるほどに評判が良く、実際にそのクオリティはなかなかに高いです。
キャラクターモデリングのセンスが良く、グラフィックも美麗。モーションもスムーズで、キャラクターを動かしていて楽しいです。実在の人物「広末涼子」や「スティーブン・セガール」に良く似たキャラクターが登場することも特徴の一つですね。
操作性は良好で、ゲームのテンポも良いので気持ち良く遊べます。移動操作が充実していて、比較的自由にキャラクターを扱えるのが嬉しいところでしょうか。
基本移動 |
前進 |
→ |
後退 |
← |
奥移動 |
↑ |
手前移動 |
↓ |
特殊移動 |
前ダッシュ |
→→ |
後ダッシュ |
←← |
奥ダッシュ |
奥移動中に↑ |
手前ダッシュ |
手前移動中に↓ |
走る |
→→押しっ放し |
このように奥行きに対してもダッシュがあるほか、走る(ラン)動作もある為、スピーディーな対戦も楽しめます。
演出もそこそこに凝っており、例えば防御モーションなどは、ひたすら防御姿勢をとるだけではなく、自動的に攻撃を避けるモーションをとったり、タイミング良くボタンを押せば攻撃を受け止めたりします。避けるより、受け止める方が難しいにも関わらず、避ける方が受け止めるより有利であるといったような、少々合点の行かない部分などがあり、そうしたところを含め、一部硬派ゲーマーには不評であるようです。
良く言えば「全体的に無難な作りのゲーム」ですが、悪く言えば「目立った特長のない印象の薄いゲーム」となってしまい、前評判も決して芳しくはなかったようです。それ故に、需要を計算した上で出荷数を抑えられてしまったという話があり、市場の出回り数はあまり多くはありません。
家庭用として、じっくり遊ぶ分には楽しいタイトル。市場流通量が少ない割りに、中古市場では意外に入手し易いタイトルですので、興味のある方は手にとってみることをお勧め致します。
|
■パッケージ画像 |
|
■関連商品 |
|
|