ブシドーブレード
BUSHIDO BLADE
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3D剣戟格闘アクション/和風格闘
PS 開発:ライトウェイト 推奨度:− 発売:1997/03/14 amazon通販
CD-ROM 販売:スクウェア 入手度:B 定価:5,800円
PS 開発:ライトウェイト 推奨度:− 発売:2007/01/25 amazon通販
CD-ROM 販売:スクウェア・エニックス 入手度:A 定価:1,500円
レジェンダリーヒッツ ブシドーブレード
PS3/PSP 開発:ライトウェイト 推奨度:− 配信:2008/11/26 amazon通販
DL 販売:スクウェア・エニックス 入手度:− 定価:600円
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(C) 1997 SQUARE / Light Weight Sound(C)1997 ARIKA
(C) 2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間
 タイトル名通り「武士道」をテーマにした、3D武器対戦格闘ゲーム。開発はライトウェイト、音楽担当にアリカ、販売はスクウェアという組み合わせでリリースされました。
 このゲームで最も特徴的な部分としては、通常格闘ゲームに存在している「体力ゲージ」が無いことでしょうか。頭、腹、胸の3箇所に存在する急所に、ある一定のダメージが与えられると、そこで絶命という豪快なルール。サムライスピリッツやソウルキャリバー等を遊んでいて、「普通はこんな一撃受けたら死ぬだろう」、「こんな技はガードしても死ぬだろう」というような感想を抱いた方も多数いらっしゃると思いますが、まさにそんな思いがこのゲーム上では再現されているということになります。
 その為状況によっては、試合開始から数秒で対戦が終わってしまうこともあります。ローディングがそこそこ長いゲームだけに、あっという間に決着がつくと、爽快な反面、やや肩透かしを食らったような気分になるのも否めません。更に腕部、脚部が攻撃を受けると、行動に制限が掛かるという、何ともシビアな設定に。もっとも部位が切断される、血飛沫が舞うといった演出は無いので、リアリティがあるのだか無いのだか判別のし難い仕様に収まっています。

 基本操作は以下の通り。
△ボタン 上攻撃(主に頭部を狙う)
○ボタン 中攻撃(主に胴体を狙う)
×ボタン 下攻撃(主に脚部を狙う)
□ボタン 防御(押す度に、武器を当てに行って防御する)
L1ボタン 走りスタンバイ
L2ボタン 重心を下げる
R1ボタン 重心を上げる

 重心の上げ下げというのが意外とポイントとなっており、更にそこからレバー+R1、2ボタンを組み合わせた特殊動作を使いこなすことが重要となってきます。例として、→+R2ボタンでしゃがみステップ(前に踏み込んで重心を下げる)から、→+R2+△ボタンで兜割りに繋げる等の操作手順を覚える必要があります。

 相手が口上を述べている最中に斬りかかる、ということも可能ですが、そういう武士らしくない行動を取ると、一定以上進行でゲームオーバーになってしまうというトンでも設定があるのもこのゲームならでは。そのくせ何故か、暗器攻撃、目潰し攻撃はOKという矛盾を含んだ世界観になっていることもまたシュール。
 日本製の3D対戦格闘にしては珍しく、強い風が吹く、狭くて得物が引っ掛かる、地面の砂や雪を目潰しに利用できるなど、ステージギミックがそこそこ豊富なのもウリの一つでしょうか。

 操作できるキャラクター数は少ないのですが、武器を選択するシステムを導入することでバリュエーションが広がっています。もっとも各キャラクターには得意とする武器が存在し、苦手な武器を選択させると、武器の振りが遅い、一部の通常技が使えないなどの制限が生じます。バリュエーションは広いのですが、結果的に選択の幅は狭い気がするのがやや残念。やり込んでくると少しは違うのかもしれませんが。

 登場人物についてですが、武士道(ブシドー)を掲げている割に、武士と呼べるキャラクターは少なめ。元KGB工作員の金髪女性忍者、神社の巫女、学生、アイルランドから来日した外国人と、その面子はかなりカオス。不必要なまでに国際色豊かなのも特徴的です。一言で言ってしまうと、全然武士らしくない。間違った武士のイメージ、間違った日本のイメージを植えつけるのに最適な世界観となっています。
 ただ、そうしたある意味「ズレ」た雰囲気は決して悪いものではなく、この独特の世界観がお気に召されるプレイヤーも多いようです。・・・個人的に、特に外国人ウケが良い気がします。2007年には約10年越しという長い期間を経て、廉価版であるレジェンダリーヒッツ ブシドーブレードが発売されました。

■裏技・小ネタ
・カッツェ使用方法
 チャンバラモードで100人斬りを達成すると、カッツェが対戦モードで使用可能となる。

■関連グッズ
ブシドーブレード 陰の密書
発売:1997年04月
価格:1,200円
単行本:239ページ
出版社:アスキー

鳴鏡奥伝―ブシドーブレード攻略本
発売:1997年06月
価格:1,500円
単行本:168ページ
出版社:デジキューブ

■パッケージ画像
レジェンダリーヒッツ ブシドーブレード パッケージ画像
■関連商品
   

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