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DOUBLE DRAGON X
THE SHADOW FALLS |
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2D対戦格闘ゲーム/海外タイトル |
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SNES |
開発:Williams |
推奨度:− |
発売:1994/07/?? |
カートリッジ |
販売:Leland Interactive |
入手度:− |
定価:−$ |
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Genesis |
開発:Williams |
推奨度:− |
発売:1994/??/?? |
カートリッジ |
販売:CAPCOM USA(?) |
入手度:− |
定価:−$ |
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JAGUAR |
開発:Williams |
推奨度:− |
発売:1995/04/05 |
MMC |
販売:Tradewest |
入手度:− |
定価:−$ |
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(C)1994 LELAND INTERRACTIVE MEDIA
LICENSED TO TRADEWEST, INC |
■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間 |
大人気アクションゲーム「ダブルドラゴン(双截龍)」を海外で、格闘ゲーム化した作品です。どことなくパチモノっぽい雰囲気が漂っておりますが、れっきとした正規ライセンス品です。ダブルドラゴンの格闘ゲームは、テクノスジャパンが自らリリースした、MVS版、ネオジオ版等がありますが、本作はそれらとはまったく方向性が異なります。
この「5」は、アメリカで放映されたダブルドラゴンのTVアニメ(THE SHADOW FALLSはアニメ映画)をベースとした作品になっていまして、日本のダブルドラゴンとは、雰囲気も内容も全く別モノです。かろうじて「ダブルドラゴン」の名を掲げられるのは、主人公が「ビリー・リー」&「ジミー・リー」の二人であるという一事だけです。その二人も、完全にアメコミ風にアレンジされてしまっており、影も形も残っておりません。
ゲームを始めてみて、真っ先に感じる違和感は、リー兄弟が長剣を持っているところでしょうか。二人とも、長剣をブンブン振り回しながら、敵を斬りまくります。なんと申しますか・・・「双截拳」はいったいどこに・・・?
龍神拳も、旋風脚も、爆魔龍神脚も無いダブルドラゴン。登場キャラクターは全員、強力な武器を持っていますから、徒手空拳で戦うのが無謀なのは良くわかるのですが、仮にも中国拳法・双截拳の使い手を名乗るからには、せめて武器を手甲系もしくは、ヌンチャクや棍などにして欲しかったところです。
ちなみにリー兄弟以外のキャラクターは、人間とは思えないような風貌の者ばかり。恐らくリアルなCGで作成されていれば、グロテスクなキャラなのでしょうけども、コミカルなドット絵なので、可愛らしい雰囲気です。しかしステージの背景は、全般的にオドロオドロしく、お題をつければ「リー兄弟地獄篇」といった具合。どうして、海外風にアレンジされると、こういう方向性になってしまうのでしょうか・・・。
操作系は一般的な格闘ゲームと全く一緒。ボタンは、強武器攻撃・中武器攻撃・小武器攻撃、強キック・中キック・小キックの6ボタン式。SNESの場合は、L・Rボタンも攻撃に割り振って使います。いわゆる「カプコン形式」ですね。
変わった特徴として、対戦の一番最初に、ステータスを割り振ることが出来ます。POWER(力)、SPEED(素早さ)、SPECIAL(必殺技)の各項目に、デフォルトで星が3つずつ振り分けられていているのですが、これを自分で好きなように振り分けなおすことが出来ます。ひとつのステータスは、最高で星5つまで振り分け可能。通常技メインで、必殺技をあまり使わないキャラクターは、パワーやスピードに能力を割り振るなどの設定が出来るというわけです。そんな極端なほど戦況に影響はしませんが、面白い試みですよね。
作りはかなり大味で、いかにも海外作品・・・という印象ですが、マニアの方には人気のありそうなタイトルです。
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