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ダイノレックス
DINOREX |
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2D対戦格闘ゲーム/恐竜対戦格闘ゲーム |
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(C) TAITO CORPORATION 1992 ALL RIGHTS RESERVED |
■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間 |
1992年にタイトーから発売された、恐竜同士が戦う異色の2D対戦型格闘ゲーム。「ダライアスII」等で有名な「仙波
隆綱」氏がプロデュースした「ガンフロンティアプロジェクト三部作」の第三弾にあたるタイトルとなります。
遥か昔、人間と恐竜が共存していたという架空の世界において、アマゾネスの女王を得るのにふさわしい王「ダイノレックス」を決める戦いが舞台。プレイヤーは6種類の恐竜の中から1体を選んで、ライバルの恐竜達と戦わせます。選択可能なのは「アロサウルス」、「パキケファロサウルス」、「トリケラトプス」、「ケラトサウルス」、「スティギモロク」、「ティラノサウルス」。突進能力に優れていたり、攻撃力が高い代わりに鈍重であるなど、性能も非常に個性的。
操作はレバー8方向+「噛みつき(パンチ)」、「尻尾攻撃(キック)」の2ボタン式と至ってシンプル。基本操作は以下をご覧下さい。操作性はかなり独特で、慣れるまでにはやや時間が掛かるかもしれません。
雄たけびを上げると、体力ゲージの直ぐ近くに「Power」というマークが点灯。最大3つまでストックが可能で、これを消費する事で吹き飛ばし攻撃、追い討ち攻撃を行う事が可能となっています。吹き飛ばし攻撃は、文字通り相手の恐竜を吹き飛ばす強力な一撃で、吹っ飛ばされた恐竜は画面端にある障害物に激突したり、更にその障害物が破損する有様などが、かなりリアルに再現されているのが見せ場でしょうか。
負けてしまったプレイヤーは翼竜(プテラノドン)に銜えられたり、丸呑みされてしまったりという演出が入っており、これがなかなかにシュール。そういった部分を含め、洋モノゲームの雰囲気を多分に漂わせていますが、これは元は対アメリカ向けに開発されていたタイトルであった為と思われます。その後、日本市場向けに方向を転換したという内容については、仙波 隆綱氏の開発日誌に詳しく記述されていますので、経緯を知りたい方は必読でしょう。
アーケード稼動から15年後の2007年1月25日に発売されたプレイステーション2タイトル「タイトーメモリーズII 上巻」に収録されていますので、今から遊びたい方はそちらを入手されることをお勧め致します。
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■基本操作 |
行動 |
操作 |
左右移動 |
or |
しゃがみ・ガード |
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パワー溜め |
(攻撃ボタン連打で溜まり方が上昇) |
ジャンプ |
と素早く入力 |
噛みつき(パンチ) |
Aボタン |
尻尾攻撃(キック) |
Bボタン |
追い討ち攻撃 |
相手ダウン時に相手に重なり攻撃ボタン連打 |
パワーボンバー |
Aボタン+Bボタン同時押し |
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■パッケージ画像 |
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■関連商品 |
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