牙龍王 秘伝書
GARYUOH HIDENSHO
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2D対戦格闘ゲーム/対戦型格闘アクション
PC-9801 開発:日本ソフテック 推奨度:− 発売:1994/01/28 駿河屋通販 3.5インチ
FD:2枚組 販売:日本ソフテック 入手度:D 定価:8,800円
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(C) 1994 SOFTEC
■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間
 1994年に硬派ソフトメーカー「日本ソフテック」から発売された2D格闘ゲームです。当時、PC-9801格闘と言うと「クイーン・オブ・デュエリスト」や「V.G.」といった趣向のものがメインでしたから、その市場にあえて硬派格闘を持ち込んだ度胸は立派です。
 残念ながらゲームの完成度は低め。まず、極端に操作性が悪いです。必殺技コマンド自体は「→+P」ですとか、「P押しながら+← →」いった具合で非常に簡素なのですが、そのぶん技が暴発することが多かったり、キャラによっては逆に通常技しか出なかったりと、もう散々。連続技という概念が薄いので、どちらかというと単発で技を当て合う読み会いゲーム。しかし、一部の必殺技の当たり判定が実に怪しく、ゲームバランスも良いとは言えません。
 システムとしては、ネオジオの人気タイトル「龍虎の拳2」のように、必殺技にゲージ制を導入。気合ポイントというものが存在し、必殺技を使うとそのポイントを消費。ゲージは少しずつ回復していきますが、当然必殺技は連発できないので、慎重に出す必要があります。

 グラフィックは粗いですし、キャラクターも6名と少なめ。頑張って作られているのは伝わってくるのですが、他のPC-98格闘ゲーム「クイーン・オブ・デュエリスト」等のゲームと比較すると、とても敵わないのが残念です。

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