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熱闘リアルバウト餓狼伝説SPECIAL
DEAD HEAT FIGHTERS |
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2D対戦格闘ゲーム/ミニキャラ格闘ゲーム |
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GB |
開発:不明 |
推奨度:− |
発売:1998/03/27 |
amazon販売 |
カートリッジ |
販売:タカラ |
入手度:B |
定価:3,980円 |
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(C) SNK 1996
REPROGARMMED (C) TAKARA 1998 |
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■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間 |
ゲームボーイ格闘ゲームの代名詞ともなった「熱闘」シリーズ。本作は「ゲームボーイでRBSを再現しようとした」作品と言えます。兎に角、忠実に「RBS」を追おうとした努力が随所に見られます。一人あたり7〜10ある沢山の必殺技も、なんとか再現しようとしていますし、キャラクターも12人とかなりのボリューム。おまけに隠しキャラとして「八神
庵」まで登場するファンサービスの徹底振り。
システムにしても、前後ダッシュは勿論、ライン移動、ライン攻撃、コンビネーションアーツ、ダウン回避、挑発と、しっかり詰め込まれています。Hパワー、Sパワー、Pパワーなど、ゲージシステムもそのまま受け継いでいますし、ブレイクショットも再現しようと努力した跡が見られます。はっきり申しまして、賞賛されて良い拘りぶり。開発陣の方の労力は、なかなか大変だったのではないでしょうか。
ただ、酷なことを申しますと、やはりゲームボーイというハードで、RBSの再現は不可能でした。GBならばGBらしい移植の仕方というものがあるはず。GBであれば、やはり他の熱闘シリーズ同様にミニキャラ格闘にするのが無難であったのかもしれません。努力の跡ははっきりと垣間見えるのですが、それが結果として報われていないのが、本当に残念です。
発売された時期が時期だけに、日の目を見なかったという面もあるでしょう。もう少し初期の段階でしたら、注目を浴びたかもしれません。操作性はなかなか良いのですが、攻撃の当たり判定などはお粗末ですし、RBS本来のスピード感も大きく削がれているのが残念。音楽も耳に劈いて痛いです。
移植ハードと力を入れるべき場所を間違えてしまった作品の典型例。個人的には大好きな作品ですが、一般にはお勧めできないタイトルでしょう。ただ、餓狼マニアの方でしたら、手元に置いておきたい作品かもしれません。
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■裏技・小ネタ |
◇隠れキャラ出現方法
タイトル画面でoptionを選択。sound
testにカーソルをあわせて、左を押しながらAを押す。sound
testの画面中にsoft dipという項目が追加されるので、その項目にカーソルをあわせて0をすべて1に変換する。
キャラクターセレクト画面で、ビリーとクラウザーにカーソルを合わせてスタートボタンを押すと、パネルが裏返り、庵とギースが使えるようになる。
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■該当ソフト |
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