熱闘 闘神伝
DEAD HEAT FIGHTERS TOSHINDEN
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2D対戦格闘ゲーム/ミニキャラ格闘ゲーム
GB 開発:タカラ 推奨度:− 発売:1996/03/22 amazon販売
カートリッジ 販売:タカラ 入手度:B 定価:4,500円
■公式リンク

(C) TAKARA CO., LTD. 1996
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 ゲームボーイ格闘ゲーム「熱闘シリーズ」の闘神伝版。ネオジオタイトルの移植が多い中、今回は珍しく自社ブランドをリリース。闘神伝といえば「3Dポリゴン」ですが、本作はGBなので、当然ミニキャラの2D格闘です。ミニキャラ格闘らしく、通常技駆け引きに奥深さはありませんが、システムはかなりの充実振り。
 前後ダッシュを備えているのは勿論、攻撃避け(↓↓+AB)、吹っ飛ばし攻撃(AB同時押し)、挑発(短く↓+AB)まであります。システム動作が多いわりに、操作方法が似通ってしまうのは、ゲームボーイというハード側の仕様であって、ソフト側の問題ではないので、仕方がありませんね。この場合「本格的な格闘」よりも「携帯して気軽に格闘」を目指したはずなので、これはこれで良いかと。

 操作性は良い方です。コマンド受け付けはスムーズですし、ボタンレスポンスも良いので、コンボ入力もラクラク。キャンセル技も綺麗にかかりますし、連続技を決める楽しさは、下手なコンシューマ2D格闘よりも良いです。
 そして闘神伝のもう一つのシステム「リングアウト」ですが、この熱闘 闘神伝にも採用されています。と申しましても、むやみやたらに落ちるわけではなく、画面端に触れても、三回までは大丈夫。三回以上画面端に触れると、はじめて落ちて、リングアウト負けになります。三回までOKというルールのお陰で、勝敗の決し方が理不尽過ぎない内容になっており、しかも画面端の攻防は熱さは失われていません。この辺の配慮は大変高く評価できます。
 GBのミニキャラ格闘ということでは、かなり評価して良い作品だと思います。シナリオやエンディングのドット絵にも、キャラに対する愛が感じられて良いです。ミニキャラ格闘ゲームが好きな方には、購入をお勧めしたい1本です。

■裏技・小ネタ
◇隠しキャラの出し方
 タイトル画面で誰かが踊っているときに、「上、下、A、B、右、左、A、B」と入力すると4人隠しキャラが出る。

◇隠しキャラが乱入
 ストーリーモードでゲームをスタートさせ、地上にいる敵に向かってひでん必殺技を使い、最後の一撃を決めて1本を取る。
 成功すると画面が点滅する。
 これを4回成功させると隠しキャラのガイアUが乱入してくる。
 同様に8回成功させるとショウが登場する。

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