■レビュー執筆:にゃんこ様/プレイ時間:やや長時間 |
「GUILTY GEAR PETIT 2」は2001年9月27日に「GUILTY GEAR PETIT」の続編として発売されたワンダースワン用の「GUILTY
GEAR X」移植作第2弾です。
キャラクターデザインは「GUILTY GEAR PETIT」に引き続き、岩崎恵美子氏が担当しており今作品も可愛らしいキャラクターが暴れまわります。前作「GUILTY
GEAR PETIT」からの変更点は、特にユーザーからの要望が多かった「キャラクターの追加」、「操作性の向上」、「ゲームモードの追加」、「演出面の強化」といった部分が改良されています。
具体的には簡単な操作で必殺技の発動が可能な「簡易コマンド機能」(注1)、物語を盛り上げるための「ストーリー間デモ」が挿入されることで、操作性だけでなく演出面でもいろいろなパワーアップがはかられています。
登場キャラクターは、前作の倍以上の13人+α(注2)に増加、覚醒必殺技や一撃必殺技のエフェクトやグラフィックも追加強化され、有りそうで無かったステージにカラーバリエーション(注3)も追加されてます。
今作から追加された「サバイバルモード」では、CPU戦には登場しないカラーリングのキャラや性能の異なるキャラがボスキャラとして乱入、ゲームオーバーになると、その時点の進度に応じてディズィー&ネクロ&ウンディーネがプレイヤーの腕前を評価してくれます。励ましの言葉だったり、隠し要素(注4)のヒントだったりするのでファンには面白い機能ではないでしょうか。
またPS2版「GUILTY GEAR X Plus」との連動をしておりパスワード交換による隠し要素の開放など、前作を遥かに上回るボリュームの作りなので、某所で真しやかに噂されていた前作の「GUILTY
GEAR PETIT」は「大人の事情で未完のまま発売されたのではないか?」説がやや説得力を帯びてしまうほどです(笑)。
なにはともあれ、そんな大人の事情は放っておいて「GUILTY
GEAR PETIT」同様に肩の力を抜き気軽に楽しむ作品だと思います。
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■注釈 |
(注1)簡易コマンド機能
一部の特殊技が出せなくなってしまうものの、(例)「236+A」を「6+A」で出せるようコマンド変更可能になる機能です。
(注2)登場キャラクター
・ディフォルトキャラ
ソル、カイ、メイ、ミリア、ザトー、ポチョムキン、チップ、ファウスト、アクセル、紗夢、ジョニー、闇慈、ファニー
・隠しキャラ
テスタメント、GGミリア、GGメイ、GGソル、GGカイ(ロボカイ)
梅喧、ディズィー、ヴェノムは残念ながら使用できません。CPUとして現れることもないですが梅喧はツェップステージで背景キャラとして、ディズィーは一部のイベントやメイの一撃必殺技のラストで空から飛び降りてきて敵を圧殺する役目をもっていたりします。
(注3)ステージカラーバリエーション
同ステージで昼と夜のバージョンがあります。
(注4)隠し要素
サバイバルモードのご褒美イラストに、「GUILTY
GEAR X Plus」のパスワードが隠されています。
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■裏技・小ネタ |
▽隠しキャラ出現条件
・テスタメント
ストーリーモードをノーコンテニューでクリアし、最後に乱入してくるテスタメントを倒す。
・GGミリア、GGメイ、GGソル、GGカイ
サバイバルモードで乱入してきたら倒す。
プレイステーション2版「GUILTY GEAR X Plus」のパスワード入力でも開放。
一部のグラフィックが閲覧可能になる『ギャラリーモード』も開放します。
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■タイトル画像 |
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ギルティギア プチ1&2 公式ファンブック
発行:DNA MEDIA BOOKS
発売:2001年01月
頁数:79ページ
価格:1,000円 |
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