GUILTY GEAR XX ΛCORE
GUILTY GEAR XX ACCENT CORE
ギルティギア イグゼクス アクセントコア
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2D対戦格闘ゲーム/武器格闘ゲーム
NAOMI 開発:Arc System Works 推奨度:− 稼動:2006/12/20
AC基板 販売:Arc System Works 入手度:− 定価:198,000円
PS2 開発:Arc System Works 推奨度:− 発売:2007/05/31 初動:31,773
DVD-ROM 販売:Arc System Works 入手度:− 定価:4,800円 amazon通販
※バグ報告多数有り
Wii 開発:Arc System Works 推奨度:− 発売:2007/07/26 初動:900
12cmDISC 販売:Arc System Works 入手度:− 定価:4,800円 amazon通販
PS2 開発:Arc System Works 推奨度:− 発売:2008/03/27 amazon通販
DVD-ROM 販売:Arc System Works 入手度:− 定価:5,800円
ギルティギア イグゼクス アクセントコア プラス
公式リンク


(C) 1998-2007 ARC SYSTEM WORKS Co.,Ltd.
■レビュー執筆:マロ様/プレイ時間:短時間
 『GUILTY GEAR XX』の名前を冠したタイトルの4作目です。『#RELOAD』『SLASH』ともにキャラ性能の変化が主でしたが、本作では新キャラこそいないものの、キャライラストやシステム・ステージグラフィックの変化、キャラボイスの変更などが大きく加えられており、「GGXXの調整版」であった前2作に比べて「GGXXの新作」という形容のほうが近いかもしれません(「The Midnight Carnival」という副題もないですし・・・)。
 BGMに関しては特に変更は無いですが、(ほぼ)唯一の新曲である、聖騎士団ソルvsカイ専用BGM「Keep the flag flying」は名曲との評価が高いです。

 まずはGGXXの特徴について手短に。
 10を越える様々なシステムに加えて、全23キャラそれぞれの性能の個性が際立っており、その誰もが単なる強弱に関係なく、独自性のある高いポテンシャルを持っています。猶予数Fの「フォースロマンキャンセル」などをはじめとして、慣れるまでにはとても複雑難解ですが、キャラの性質、立ち回りや連続技を理解して、自分の思い通りに動かせるようになればそれだけでも楽しいものだと思います。

 それはいいことなのですが、格ゲーの課題である「待ち」の防止や連携を組み立てていく攻めの爽快感を殺さないために、防御システムを弱く、また複雑にしている(特殊ガードにFDと直前ガードの二種類があり、両方とも長短あり)ようです。これには、前進していくゲームの性質上、固めパターンはある程度確立されているため、それに対応できるようにポイントを抑えていれば、他のゲームに比べて問題点を解決しやすいという特徴もあります。(それでもどうしようもない攻めも、また多いのですが・・・)。
 この点には功罪あり、初心者にとって極めてとっつきにくい点になっていることが懸念されます。

 さて本作アクセントコアについてですが、基本システムにさほど変更は無いので、新システムその他の説明とゲーム内容の説明を兼ねたいと思います。
・フォースブレイク
 本作の目玉。ゲージ25%を消費して使用できる強力な必殺技です。単にフォースブレイクといっても、キャラによって使用できるフォースブレイクの性能差は激しく、メイ、ジョニー、テスタメントのように連続技に役立つFBを持つキャラ、ファウスト、ディズィー、ロボカイのように立ち回りにアクセントを添えるFBを持つキャラ、ヴェノム、アバのように必殺技の強化版という位置づけのFBを持つキャラ、アクセル、チップ、梅喧のように限定された場面で役立つFBを持つキャラ、紗夢、スレイヤー、エディのように明らかに高すぎる性能のFBを持つキャラなど様々。上位陣のキャラのFBにはたびたび苦言が出ているようです。

・スラッシュバック
 特殊防御アクション。ガード硬直を減らし、反撃に転じやすくなります。ガード中でも割り込んでスラッシュバックが可能ですが、失敗するとガード不能になるためリスクは高いです。例えば、固めで出してきたソルのバンディットリボルヴァーの二段目をスラッシュバックして反撃、のような、直前ガードと同じような使い方ができるシステムだと思います。

・投げ抜け
 あまり大きな効果はありません。「ここ投げただろ?!」みたいな不満を軽減する程度の役割を持ったシステムです。

・キャラ性能
 全体的に強化されており、コンボに持ち込みやすく、またツボにはまったときの最大ダメージも底上げされています。性能面では、紗夢、スレイヤーなどは大きく変更を加えられています。前作で今一つだった新キャラのアバ、聖騎士団ソルも大きく強化されました。ちなみに本作での「強キャラ」はエディ、テスタメント、ポチョムキン、スレイヤー、紗夢、梅喧などが挙げられますが、やはり全てはプレイヤー次第としか。

 新キャラ新技を盛り込みつつもキャラクター間のバランス調整に固執した『SLASH』に比べて、派手な技で爽快感重視の調整がされたのが本作です。この点は「クソゲー」「青リロのほうがバランスいい」などと若干賛否両論ありますが、基盤は既に完成していますので、完成度・バランスに関しては概ね問題ないでしょう。

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仕様:フルカラー ハードカバー
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