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ホロシアム
HOLOSSEUM |
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2D対戦格闘ゲーム/ホログラムグラフィック/対戦型格闘ゲーム |
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System32 |
開発:セガ |
推奨度:− |
稼働:1992/??/?? |
AC基板 |
販売:セガ |
入手度:− |
定価:−円 |
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(C) SEGA 1992 |
■ゲーム紹介 |
1992年にセガから発売された対戦型格闘ゲームで、アーケード基板は「SYSTEM-32
BOARD」を採用。ホロシアムは「ホログラム(hologram)」と「コロシアム(colosseum)」を組み合わせた造語で、その名の通りグラフィックが立体映像になっているというのが最大のウリ。正確には擬似立体映像と言ったところでしょうか。
当時良くある、特殊な眼鏡をかけて見せるようなものではなく、専用筐体を使った本格的なものでした。もう見た瞬間から立体的であると、直ぐに認知できるようなレベルではなく、「良く見ると立体的かな」というレベルではありますが、発想の点においては当時斬新過ぎるタイトルであったことは間違いないでしょう。凹放物面鏡を2枚合わせて円盤形にし、その中に特殊グラフィックを映し出すモニターを組み込んだ専用筐体に加え、立体的に見せる為のグラフィックの工夫が凝らされています。
操作はレバー8方向+「弱攻撃」、「強攻撃」の2ボタン式。レバーとボタンを組み合わせて、色々な技を繰り出せる仕様になっており、そこそこに楽しめます。操作系統は一般的な2D対戦格闘ゲームとほぼ同様ではあるのですが、ステージに横幅は殆(ほとん)ど存在しません。立体感を作り出す為か、背景は真っ暗。奥行きも無く、狭いスペース内で左右入れ替わることもなく、ひたすら殴り合うというややシュールなゲーム画面となっています。
プレイヤーキャラクターは全部で4名。「ムエタイ(DOMPAYAGEN)」、「空手(DAVE)」、「中国拳法(CHEN)」、「マーシャルアーツ(GARRISON)」といった異種格闘技戦。素早い打撃が特徴的なムエタイ。バランスが良くリーチの長い空手。動作と攻撃速度の速い中国拳法。一撃が重く投げの強いマーシャルアーツ。様々な戦闘スタイルが揃っており、個性的な戦いを繰り広げます。ドット絵で描かれたキャラクターの数々は、なかなかに良く動きますし、地味な演出にも重みがあって動かす愉しみは十分に有ります。
CPU戦は、最初に自分が選択しなかった他の3人とランダムで戦い、全員に勝った後には色違いの同キャラが「WORLD
CHAMPION」として挑戦してきます。そしてこれに勝つと、EXTRA
ROUNDに突入。持ち時間400秒で、如何に多くの敵を倒して行けるかと言うミッションに挑むことが出来ます。
ゲームを始めると表示される、不気味な顔(笑)やタイトル画面、音楽やゲーム性から、洋モノゲームの雰囲気が漂っていますが、前述したようにセガ製です。アーケード基板は海外で発売されましたが、日本国内は正式には未発売の模様。一部、逆輸入という形式で稼動していた店舗もあったようです(いずれも未確認情報)。立体的な映像を作り出すと言う一点のみにおいても、格闘ゲームの歴史を語る上で欠かせないタイトルの一本と言えるでしょうか。
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■登場キャラクター一覧 |
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■関連書籍 |
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