|
格ゲー野郎
Fighting Game Creator |
|
2D対戦格闘ゲーム/エディット・クリエイト |
|
PS |
開発:OUTBACK/D.A.S.T |
推奨度:− |
発売:2000/02/17 |
amazon販売 |
CD-ROM |
販売:インクリメントP |
入手度:B |
定価:5,800円 |
|
PS3/PSP |
開発:OUTBACK/D.A.S.T |
推奨度:− |
配信:2010/01/27 |
amazon通販 |
DL |
販売:ハムスター |
入手度:− |
定価:600円 |
ゲームアーカイブス |
|
|
|
(C) 2000 IPC/OUTBACK/D.A.S.T |
■私的レビュー/プレイ時間:長時間 |
インクリメントPより発売された、プレイステーション用2D格闘ゲームタイトルです。サブタイトルに「〜Fighting
Game Creator〜」という文字が付いている通り、このゲームの最大のウリは「エディット・クリエイト要素」。7人居る個性的なキャラクターの通常技から必殺技まで、自由に選んで自分好みのキャラクターとして設定することが可能。必殺技の種類はかなり豊富に揃っていまして、基本技が一通り存在するのは勿論、当て身あり、特殊飛び道具あり、牽制技ありと、文句のないクオリティ。
通常、今までのコンシューマタイトルにおける、エディット系格闘ゲームというのは地雷が多かったのですが、この作品は明らかにそれらとは一線を画します。2D格闘ゲームの面白さを隅々まで判った方が作っていらっしゃるのでしょう。正直ここまで遊べるとは思っていませんでした。データをセーブすると、初代PSメモリーカード一枚分まるまる費やしてしまいますが、このゲームのために専用のカードを一枚用意する価値はあると思います。勿論、エディットをしなくても、デフォルトで用意されているオリジナル格闘ゲームのままでも十二分に遊べますが。
パッケージの見た目はかなりショボいです。そして題名が「格ゲー野郎」。はっきり申しまして、購買意欲を殆どそそらないネーミングセンスとパッケージデザイン。しかし、ゲームの中身、完成度の高さは大変に秀逸です。
通常技を自由に設定できるというのは、想像していたよりずっと面白いことでした。中攻撃はアッパー系が良いとか、斜下強キックはスライディングが良いとか、普段格闘ゲームを遊んでいて、なんとなく思っていたことも、このゲームだと実現出来てしまう。通常技に関して、自分の思い描いていた理想のキャラが作れること請け合いでしょう。
エディットが思ったより不自由だ、という意見もあるようですが「エディットが自由=(イコール)設定が面倒」ということに他なりません。個人的には、本作ぐらいの自由度のほうが、遊ぶにしても作るにしても、丁度良いぐらいではないかと思いました。・・・ひとつ贅沢を言うとすれば、各種必殺技の攻撃力の強さを自分で決めることが出来れば、尚文句無しだったのですが(笑)。
サウンドは単調なものが多く、やや難アリですが、その他の完成度は非常に高いです。極め甲斐があります。やりこんでやりこんで、自分の理想のキャラを作り上げましょう。格闘ゲームが好きな方には、絶対にお勧めしたい一本。初代プレイステーション格闘ゲームの中では、間違いなく「傑作」の称号を得て良い作品でしょう。
|
■関連商品 |
|
|