熱闘 ザ・キング・オブ・ファイターズ'95
Nettou The King of Fighters '95
クリックでリストトップに戻ります
2D対戦格闘ゲーム/チームバトル格闘ゲーム/ミニキャラ格闘ゲーム
GB 開発:タカラ 推奨度:− 発売:1996/04/26 amazon通販
カートリッジ 販売:タカラ 入手度:B 定価:4,500円
■公式リンク


(C) SNK 1995
REPROGARMMED (C) TAKARA 1996
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 タカラお得意の「熱闘」シリーズにおいて、大人気チームバトル格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ'95」を、ゲームボーイに移植したタイトル。勿論ハードスペックが違い過ぎる為、それ相応の移植となっており、三頭身のミニキャラ格闘ゲームとなっています。

 KOF'95の特徴であるシステムはほぼ再現。操作は以下の通り。

操作 行動
→→ フロントステップ
←← バックステップ
Aボタン キック(押す長さで強弱変化)
Bボタン パンチ(押す長さで強弱変化)
A+B同時押し 攻撃避け
攻撃避け中にA or B 避け攻撃
↓+A+B同時押し パワーゲージ溜め
→+A+B同時押し ふっ飛ばし攻撃
空中でA+B同時押し 空中ふっ飛ばし攻撃

 少ないボタンで、'95のシステムを良く再現していますね。特に避け攻撃を再現した上で、そこからキャンセルして連続技に繋げられるところまで同じなので、感覚としては本当に本家'95と同じ感覚で遊べます。

 登場キャラクターは、原作より選抜という形式に。

主人公チーム 草薙 京 二階堂 紅丸
龍虎の拳チーム リョウ・サカザキ ユリ・サカザキ
餓狼伝説チーム テリー・ボガード ジョー・東 不知火 舞
キムチーム キム・カッファン
怒チーム ラルフ ハイデルン
サイコソルジャー 麻宮 アテナ シイ・ケンスウ
ライバルチーム 八神 庵 如月 影二 ビリー・カーン
隠しキャラクター 草薙 柴舟 オメガ・ルガール ナコルル

 ・・・以上、通常キャラクター15名+ボスキャラ2名+ゲスト1名というボリュームをゲームボーイで実現した努力に拍手。
 各種必殺技、演出も再現しようとした頑張りが垣間見え、その作りこみは賞賛に値するかと思います。システムも上記の通り、ほぼ同等のものを再現する努力がなされていますね。ボタン数が少ないハードにおいて、ABボタン同時押し操作が多いのですが、方向キーを組み合わせることで、意外と上手く操作性の問題をクリアしています。緻密な駆け引きは難しいですが、凡そキャラクターの操作に不満はありません。コマンド受付も比較的スムーズですね。
 しかし、やはりハードスペックの差は圧倒的。製作者側の努力は十分なのですが、ゲームボーイというハードウェアのスペックの限界を感じるタイトルのうちの1本というところでしょうか。携帯機で暇潰しに遊ぶのには、そこそこお勧めのゲームです。イベントシーンやビジュアルシーンのドット絵に愛情を感じますね。

■裏技
▽隠しキャラクター出現方法
・草薙 柴舟、オメガ・ルガール
 TAKARAのロゴマーク表示中に、セレクトボタンを3回押す。効果音が鳴れば成功。

▽ゲストキャラクター出現方法
・ナコルル
 TAKARAのロゴマーク表示中に、セレクトボタンを20回以上押す。3回押した時とは異なる効果音が鳴れば成功。

▽ゲージMAXモード
 TAKARAのロゴマーク表示中に、セレクトボタンを25回以上押す。効果音が鳴れば成功。

▽同キャラでチームプレイ
「TAKARA」のロゴが表示中にA+B+セレクトボタン。効果音が鳴れば成功。

■小ネタ
▽簡単勝利法
「草薙京」でCOM戦を開始し、相手の体力を自分の体力より減らしたら、超必殺技のコマンドを入れBを押し続ける。すると相手は硬直し、時間切れまで待てば簡単に勝てる。

▽超必殺技が途中で終る
リョウ、ユリ、椎拳崇、如月影二、八神庵、ハイデルンのいずれかでゲームを始め、超必殺技が出せる状態にする。次に、虎皇拳等の遠距離攻撃を弱で出し、直ぐに超必殺技のコマンドを入力すると、最初に出した必殺技を追い抜いてしまう。その時、相手に超必殺技が相手にヒットすると、超必殺技の最中に最初に出した技が当ってしまい、超必殺技が途中で終ってしまう。

▽観戦モード
ゲームセレクトで1Pか2PのBを押しながらモードを決定すると、キャラ選択時のカーソルが「COM」になる。この状態でキャラを決定すると、選んだキャラをCOMが操作する。また、「SINGLE VS」か「TEAM VS」で1Pと2PのBを押してモードを決定すると、両方のキャラをCOMが操作する。

※尚、観戦モードはスーパーゲームボーイのみで可能。

■関連商品
   

▽リストへ戻る
▽トップへ戻る