KOF MAXIMUM IMPACT KOF マキシマムインパクト 3D対戦格闘ゲーム／コマンド2D複合式

PS2 開発：ノイズファクトリー 推奨度：C 発売：2004/08/12 amazon販売 DVD-ROM 販売：SNKプレイモア 入手度：A 定価：6,980円 PS2 開発：ノイズファクトリー 推奨度：A 発売：2006/03/23 amazon販売 DVD-ROM 販売：SNKプレイモア 入手度：A 定価：3,800円 KOF MAXIMUM IMPACT MANIAX Xbox 開発：ノイズファクトリー 推奨度：A 発売：2005/06/23 amazon販売 DVD-ROM 販売：SNKプレイモア 入手度：A 定価：4,800円 KOF MAXIMUM IMPACT MANIAX

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■私的レビュー／プレイ時間：やや短時間 　KOFシリーズ初の3Dポリゴン化として話題を呼んだ作品ですね。アーケードでの稼動を視野に入れず、コンシューマのみでリリースされたタイトルです。SNKでポリゴンというと、HYPER NEOGEO 64のサムライスピリッツシリーズなどが想起され、不安を覚えたユーザーが多かったようで、前評判は「地雷」の烙印をおされていましたね。ところがユーザーの不安を覆し、発表されたキャラクターポリゴンのデザインはなかなかの完成度でした。 　個人的な嗜好もあると思いますが、全体的にモデリングのセンスが良く、2DのKOFキャラのイメージをほとんど損なわない仕上がりには、少なからず驚かされたものです。その上、2Pカラーのキャラクターがなかなか凝っていて、1Pと2Pでは、デザインがまるで異なっています。わかりやすい例でいうと、リョウ・サカザキの2Pは「BURIKIバージョン」になっていたり、テリー・ボガードの2Pは「MOW仕様」になっているといった具合です。こういうところのファンサービスも嬉しいですね。 　新キャラも非常に多く、アルバ・メイラ、ソワレ・メイラ、リアン・ネヴィル、ミニョン・ベアール、チェ・リム、デューク等、MAXIMUM IMPACTのオリジナルキャラクターが数多く登場します。正直な所、新キャラの人気は全員微妙過ぎだと思いますけど、従来のキャラクター人気がしっかりと確立されていたので、そこで助けられたような印象がありますね。 　システムは非常にスタンダード。ボタンは、弱パンチ、弱キック、強パンチ、強キックとネオジオお馴染みの4ボタン式。KOF独特のシステムである、吹っ飛ばし攻撃や緊急回避を導入することで「KOFらしさ」を残しつつ、サイドステップやサークルモーションといった、3D独特の動作を付け加えて、MAXIMUM IMPACTの味を出しています。 　※サイドステップ 相手の側面方向に素早く回り込み移動をします。相手の奥側、または、手前側に移動することができます。 　※サークルモーション 相手を中心として、円を描くように移動する動作。移動中は相手に少しずつ近寄っていきます。この場合も相手の奥側、または手前側に移動することができます。 　さらに、スタイリッシュアートというコンボ系連続技が全キャラに用意されていて、連続技が楽しいのも特徴の一つ。スタイリッシュアートの技をキャンセルして必殺技を出せるなど、コンボ組み立ての自由度の高さも個人的にはマルです。操作性もなかなかに良く、コマンド受付もスムーズ。ゲーム全体の展開もスピーディで、爽快感も高いです。 　最初のうちは、お馴染みのキャラクターのお馴染みの必殺技が、3Dで表現されている、演出を見ているだけでも楽しいですし、そのうち、壁を使った連続技を覚えるようになると、戦い方の幅が広がって、より一層遊べるでしょう。 　X-Box、PS2の廉価版では「マニアックス」が発売され、プレミアムショット機能や、リギング脱着機能が搭載されています。はっきりいって、ゲーム自体は非常に大味です。でもその大味さを含めて、KOFらしい1本。ファンにはお勧めの作品です。 ■関連商品

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