負けるな!魔剣道 2
決めろ !! 妖怪総理大臣
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2D対戦格闘ゲーム/レベルアップ制導入
SFC 開発:Fill In Cafe 推奨度:A 発売:1995/03/17 amazon販売
カートリッジ 販売:データム・ポリスター 入手度:B 定価:9,500円
PS 開発:Fill In Cafe 推奨度:B 発売:1995/11/10 amazon販売
CD-ROM 販売:データム・ポリスター 入手度:B 定価:5,800円
PS3/PSP 開発:Fill In Cafe 推奨度:− 発売:2010/07/14 amazon通販
DL 販売:ガンホー 入手度:− 定価:600円
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(C) 1995 DATAM POLYSTAR
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 初回作は「アドベンチャー+アクション」ゲームでしたが、2作目は格闘ゲームになりました。それに伴い、今回主役を元祖・自分に振りかかる火の粉しか振り払わないヒロイン「剣野 舞」から、元祖・人の話を聞かないヒロイン、妹の「剣野 光」に交代しています。一見ギャルゲーのように見えますが、10キャラ中、女性キャラは半分以下の4名です(しかもそのうち一人は肝っ玉オバサン)。主人公「剣野 光」のインパクトが強すぎるせいもあって、ギャルゲーに見えるのは仕方ないのかもしれませんが(笑)。個人的に、このゲーム独特の「お笑い要素いっぱい」な雰囲気は大好きです。

 「あすか120%シリーズ」で有名な、フィル・イン・カフェが開発を担当しているだけあって、ゲームのクオリティは高いです。操作性は安定しており、キャンセル連続技なども結構あって、遊べる部類に入ります。キャラクターは個性が強く、ステージ音楽も各々のイメージに沿ったものが用意されていて独自の世界観を上手く構築しています。
 このゲーム最大の特徴は、必殺技と魔法が存在することでしょう。必殺技は文字通り、波動拳や昇龍拳のような、特殊攻撃のこと。そして魔法というのは直接攻撃ではなく、完全にサポートの手段です。魔法はMP(魔拳気パワー)を消費して使うことが出来、体力を回復させたり攻撃力や防御力を上下させたりします。(一例:「ナオルン・HP回復」「ツヨイン・攻撃力一時的増加」等)
 SFC版では各キャラ、二種類の魔法を扱うことができるようになっていますので、どのキャラがどの魔法を使えるかは、戦略上かなり重要な要素になります。防御力アップの魔法を持っているキャラに対しては、防御力ダウンの魔法をもっているキャラクターが当たれば、完全にその効果を打ち消すことが出来ます。プレイステーション版は、全ての魔法が使える分、逆に個性がなくなっているのが残念でしょうか。
 このゲームの最大の難点はグラフィック。とにかく戦闘シーンのドットが粗いです。キャラクターが小さく、動きも良いとは言えません。この点だけが、このゲームが世間に評価され難い要因のほぼ99%を占めていると思われ、やや残念です。その他が大変良くできているだけに惜しいですね。

 ちなみにプレイステーション版のみ、初代魔剣道の「剣野 舞」がプレイヤーキャラクターとして使用可能です。SFC版と違って、ローディングがあるのが難点ですが、魔剣道ファンは両方ゲットしておきたいところでしょうか。

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