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マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター
MARVEL SUPER HEROES VS. STREET
FIGHTER |
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2D対戦格闘ゲーム/タッグバトル格闘ゲーム |
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MARVEL SUPER HEROES & ALL MARVEL CHARACTERS:
TM&(C)1999 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL
RIGHTS RESERVED.
NORIMARO:(C)NORITARO KINASHI・Arrival/NTV,
(C)CAPCOM CO., LTD. 1999 ALL RIGHTS RESERVED.
THIS GAME HAS BEEN PRODUCED UNDER LICENSE
FROM MARVEL CHARACTERS, INC. |
■レビュー執筆:ロジャー様/プレイ時間:長時間 |
マーヴルキャラクターとストリートファイターの夢の共演第2弾。チェーンコンボ、アドバンシングガード、二人同時ハイパーコンボはもちろんそのまま推奨され、更に待機キャラのアシスト攻撃、憲麻呂参戦、隠しキャラ追加と前作の良い所を残しつつ更にパワーアップした良作。
前作では永久コンボが当たり前が当たり前でしたが、この作品ではどのキャラにも技のスキや性能の調整が施され、永久コンボが出来ないようになってます。しかし、その調整も絶妙に施されており、今回も多段コンボによる爽快感は抜群。そう考えると、VSシリーズの中で最もバランスが良く、初心者でも気軽に楽しめる作品だと思います。
また、当時の水9のバラエティー番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!」とカプコンのコラボにより、木梨憲太郎画伯考案の究極キャラ、憲麻呂が参戦。文房具を投げたり、だだっこパンチを出したり、コスプレしたり、相手をカンチョウする投げがあったり(結局これはボツw)と、見た目のインパクトがあまりに強大すぎて発売前に番組でこのゲームの開発画面を見てた当時は物凄く興奮したものですが、いざ早速やってみたら、ものの見事な弱キャラとなっており、最初は珍しがってプレイしてたユーザーも後に他のキャラに移行してしまうという結末に(笑)。
・・・せめて、コスプレ乱舞の「ウルトラ バラエティ プライベート メモリーズ」の出が早かったらもうちょっと遊んでたと思うのですが(汗)。ちなみに、海外版のこのゲームでは、憲麻呂は参戦していません(キャラクターセレクトの憲麻呂の枠にはタイトルロゴで枠を埋めています)。海外の方は木梨さん知りませんからね(※)。
その他キャラクター面については、ストリートファイター側は、ナッシュを削除(裏キャラのシャドウとして参戦)してさくらとダンの追加、マーヴル側はサイクロップスとウルヴァリンを残してその他は新規キャラ参戦と大幅にキャラクターを変更したので賛否両論あったのではないでしょうか。更に、隠しキャラも多数追加されており、特に阿修羅閃空や春極殺ができる日焼けしたさくらは非常に大きな話題を呼びました。
ハイパーコンボ発動の演出面やBGMも非常に凝っており、特にBGMは素晴らしい曲ばかりなので、視聴するだけでも充分価値があると思います。執筆者本人にとっては、間違いなくVSシリーズの中で最高の作品。是非、PS2版で復刻発売して欲しいと、今でも切に願っております。
ちなみに、もっとも好きなキャラはウルヴァリン。SJして中P連打だけでモリモリとゲージが溜まり、エリアルレイブも、SJして弱K→中P×αと非常にお手軽でした(笑)。
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■裏技・小ネタ |
※憲麻呂が削除された原因としましては、海外においてマーブル系のスーパーヒーローが、こんなコミカルなキャラクターに負けてしまうと、イメージダウンに繋がるという心配がなされた為というお話があります。
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