メルティブラッド アクトカデンツァ メルティブラッド アクトカデンツァ
MELTY BLOOD Act Cadenza
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2D格闘ゲーム/2D対戦型格闘ゲーム/原作有
NAOMI 開発:エコール 推奨度:− 稼働:2005/03/25
AC基板 販売:エコール 入手度:− 定価:188,000円
NAOMI 開発:エコール 推奨度:− 稼働:2005/08/05
AC基板 販売:エコール 入手度: 定価:−円
メルティブラッド アクトカデンツァ Ver.A
PS2 開発:エコール 推奨度:− 発売:2006/08/10 amazon通販
DVD-ROM 販売:エコール 入手度:A 定価:5,800円
メルティブラッド アクトカデンツァ プレイステーション2版
NAOMI 開発:エコール 推奨度:− 稼働:2006/12/23
AC基板 販売:エコール 入手度:− 定価:150,000円
メルティブラッド アクトカデンツァ Ver.B
NAOMI 開発:エコール 推奨度:− 稼働:2007/03/20
AC基板 販売:エコール 入手度:− 定価:−円
メルティブラッド アクトカデンツァ Ver.B2
Windows 開発:エコール 推奨度:− 発売:2007/07/27 amazon通販
DVD-ROM 販売:エコール 入手度:B 定価:7,800円
MELTY BLOOD Act Cadenza Version.B 初回限定版
Windows 開発:エコール 推奨度:− 発売:2007/07/27 amazon通販
DVD-ROM 販売:エコール 入手度:A 定価:5,800円
MELTY BLOOD Act Cadenza Version.B 通常版
公式リンク
メルティブラッド アクトカデンツァ Ver.B2 キャラクターセレクト画面
秋葉のEXエッジがシオンを襲う
白レンとさつきの技が激突する
(C) TYPE-MOON/ECOLE, 1999-2007
■ゲーム概要
 同人サークル「渡辺製作所」及び「TYPE-MOON」が共同制作した対戦型格闘ゲーム「メルティブラッド」のアーケード稼動バージョン。開発はエコールソフトウェア、基板はセガの「NAOMI」を採用。同人ソフト追加ディスク「Re・ACT」に新キャラクター「蒼崎 青子」、「軋間 紅摩」、「ネコアルク(隠し)」を加え、各種バランスを調整。従来、ゲームセンター・アミューズメント施設と縁の薄かったパソコンゲームユーザをアーケードプレイヤーとして獲得し、大成功を博した。日本最大規模の格闘ゲームイベント「闘劇'06」、「闘劇'07」、「闘劇'08」の正式種目としても選出されている。
 アーケード版は「Ver.A」、「Ver.B」、「Ver.B2」と三度のバージョンアップを実施。家庭用では「Ver.A」をベースにした「プレイステーション2」版、更に「Version B2」ベース移植+4人対戦モードを搭載したWindows版が発売され、幅広いユーザ層を獲得した。

■ゲームシステム
 操作はレバー8方向+「弱攻撃」、「中攻撃」、「強攻撃」、「シールド」、「クイックアクション」の5ボタン式。基本操作は以下を参照

■ゲージシステム
▼体力ゲージ
 体力ゲージ枠内の黄色ゲージ。HEAT/BLOOD HEAT状態で少しずつ回復するが、下記のヴァイタルソースを超えて回復する事は出来ない。
▼ヴァイタルソース
 体力ゲージ枠内の赤色ゲージ。HEAT/BLOOD HEAT状態での最大回復量を示す。ダメージを受けるごとに減っていき、相手の攻撃をガードしても少しずつ減少する。より強い攻撃を受けるほど大きく減少する。
▼マジックサーキットゲージ
 EX技やサーキットスパークを使用するのに必要なゲージ。攻撃をヒットさせると増加し、最大300%まで溜める事が出来る。

■ゲージシステム
▼投げ
 近距離にいる相手を投げる。空中可。レバー前後いずれか+ADボタン同時押し or Eボタンとなっているが、レバーがどちらでも基本的に投げる方向は変わらない。
▼避け
 レバー↓+ABボタン同時押し or Eボタンで、相手の攻撃を避けるモーションを発動する。
▼二段ジャンプ
 ジャンプ中に空中でもう一度ジャンプをすることが出来る。蒼崎青子は三段ジャンプが出来る。
▼ハイジャンプ
 通常より大きくジャンプし、遠くへ素早く移動が出来る。ハイジャンプ中でも、二段ジャンプ・空中ダッシュが可能。
▼シールド
 相手の攻撃にあわせてDボタンを押す事で、シールドで攻撃を防ぐ事が出来る。一部のガード不能技はシールドで防ぐ事が可能。Dボタンを押し続けていれば効果は持続するが、マジックサーキットゲージを消費する。攻撃を受ける直前にシールドが成立するとEXシールドとなり、より有利な除去腕反撃が出来る。
▼シールドバンカー
 相手の攻撃をシールドしながら反撃する。ガード中でもマジックサーキットゲージを消費する事によって、強制的に発動出来る。
▼レデュースダメージ
 相手の攻撃がヒットした瞬間に攻撃ボタンを押すと、受けるダメージを若干軽減する事が出来る。
▼EXエッジ
 必殺技をCボタンで入力すると、マジックサーキットゲージを一定量消費して、通常よりも強力な必殺技を出す事が出来る。ゲージが足りないときは、Bボタンを押したときと同じ技が出る。
▼ヒートエッジ
 テンポ良く特定の順場印で攻撃ボタンを連続入力する事で、通常技同士を繋げて連続技にする事が出来る。ただし強→弱方向に繋ぐと攻撃力が極端に低下する。
▼ブローバックエッジ
 特定の技は攻撃ボタンを長く押し続ける事によって、より強力な「ため攻撃」になる。技によっては、最大まで溜めるとガード不能技になる。
▼相殺
 攻撃同士がぶつかると、技が相殺されて双方の攻撃が無効になる場合がある。相殺が発生すると、稲妻のようなエフェクトが表示される。
▼強制開放
 マジックサーキットゲージ100%以上、300%未満のときに強制開放を行うとHEAT状態になる。この状態では徐々に体力が回復し、アークドライブが使用可能となる。またゲージが300%になるとMAX状態となり、このときに強制開放を行うと、より強力なBLOOD HEAT状態になる。この状態では大きく体力が回復し、より強力なアナザーアークドライブとラストアークが使用可能となる。但し、どちらの場合もヴァイタルソースを超えて体力を回復することはない。時間が経過してゲージが無くなると通常の状態に戻る。
▼サーキットスパーク
 マジックサーキットゲージを全て消費して、完全無敵の反撃を試みる。
▼アークドライブ
 HEAT/MAX時にコマンドを入力する事で発動が可能。BLOOD HEAt時に発動すると、より高いダメージを与える「アナザーアークドライブ」になる。MAX時にアークドライブを使用するとマジックサーキットゲージは100%分残るが、それ以外の状態で発動するとゲージを全て消費する。発動後は通常状態に戻る。
▼ラストアーク
 BLOOD HEAT時に特定のEXシールドが成立すると発動する最終奥義。ラストアーク発動に必要なEXシールドの属性(地上 or 空中)はキャラ毎に異なる。

■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間
 同人格闘ゲームが、アーケード及びコンシューマという商業ベースに乗った、衝撃的な作品でした。現在でこそ、「アカツキ電光戦記 Ausf.Achse」、「モンスター エンシェントクライン」といった事例が有りますが、当時受けたインパクトは絶大なものがありました。
 簡易なコンボ操作、シンプルながらも奥深いゲーム性が、見事にアーケード仕様に調整され、対戦が非常に盛り上がったタイトルです。操作性全体が簡略化されている割に立ち回りが面白く、空中コンボを含めた連続技の爽快感もお見事。アーケードでは3度に渡って丁寧な調整がなされているほか、コンシューマ・PC用にも移植されて高い評価を受けました。バージョンを通して操作性は良好。必殺技コマンドはシンプルなものが多く、コンボ操作も簡単。初心者でも気軽に楽しめるゲームバランスに仕上がっています。ドット絵や演出は地味ながらも、格闘ゲームとして重要なところは確りと抑えられた造りとなっており、ゲーム全体のバランスが良いですね。原作「月姫」ファンの方は勿論、格闘ゲーム初心者の方が、コンボゲーの導入としてプレイするのには最適なソフトだと思います。

コンシューマではじっくりとストーリーを愉しむ事も出来る
■小ネタ
 アーケード版稼動初期において、従来あまりアーケードゲームの対戦台に慣れ親しまないプレイヤー層がゲームセンターに多く来訪。対戦は大いに盛況だったが、アーケード格闘ゲーム文化・ルールの「連コイン禁止」や「対戦台回し禁止」が理解されず、また一部観戦マナーが非常に悪かった事から、古参アーケードゲーマーとの確執が発生したというエピソードが色々と残されている。

■基本操作
▼操作基本一覧
行動 操作 クイックアクション Eボタン(※1)
弱攻撃 Aボタン 前進 レバー
中攻撃 Bボタン 後退 レバー
強攻撃 Cボタン ジャンプ レバー要素
シールド Dボタン しゃがみ レバー要素
(※1) プレイステーション2版、Ver.B以降に追加

▼特殊動作一覧
行動 操作
ダッシュ 素早く or +AB or E(空中可)
バックステップ 素早く or +AB or E(空中可)
二段ジャンプ ジャンプ中にレバー要素
ハイジャンプ レバー要素の後に
投げ 相手の近くでor+AD or E(空中可)
ビートエッジ 特定の順番で攻撃ボタンを入力
ブローバックエッジ 攻撃ボタンを長く押す
避け +AB or E
地上受け身 着地寸前にoror
空中復帰 吹き飛び中にボタンいずれか
シールドバンカー +D(空中可)
EXエッジ 必殺技をCボタンで入力
レデュースダメージ 相手の攻撃に合わせてボタンいずれか
強制開放 MSゲージ100%以上の時にAC or BC or E
サーキットスパーク MSゲージMAX時、地上ガード or のけぞり中にボタンいずれか
アークドライブ HEAT/MAX時に+C
ラストアーク BLOOD HEAT時にEXシールド成立
■登場キャラクター
キャラ名 声優 吸血鬼シオン 夏樹リオ
シオン 夏樹 リオ 暴走アルクェイド 柚木 涼香
アルクェイド 柚木 涼香 赤主秋葉 ひと美
シエル 佐久間 紅美 メカヒスイ 松来 未祐
遠野 秋葉 ひと美 七夜志貴 野島 健児
翡翠&琥珀 ※下記 弓塚さつき 南 央美
翡翠 松来 未祐 レン 水橋 かおり
琥珀 高野 直子 蒼崎青子 三石 琴乃
遠野 志貴 野島 健児 軋間紅摩 小杉 十郎太
有間 都古 倖月 美和 ネコアルク 柚木 涼香
ワラキアの夜 増谷 康紀 白レン 水橋 かおり
ネロ・カオス 中田 譲治 ネコアルク・カオス 中田 譲治
※ネコアルク・カオスはPS2版で隠し、Ver.B2以降に通常参戦
※PC版にはCPU専用キャラ「ダミアン・アーミー」、「ネコカオス・ブラックG666」が登場
■関連ソフト
   
■関連書籍
   

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