サイキックフォース 2012
PSYCHIC FORCE 2012
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3D対戦格闘+シューティング/360°空中格闘
WOLF BOARD 開発:タイトー 推奨度:A 稼働:1998/06/25
AC基板 販売:タイトー 入手度:− 定価:−円
DC 開発:タイトー 推奨度:A 発売:1999/03/04 amazon販売
GC-ROM 販売:タイトー 入手度:B 定価:5,800円
Windows 開発:タイトー 推奨度:A 発売:2001/11/22 amazon販売
CD-ROM 販売:アンバランス 入手度:B 定価:3,800円
Windows復刻版
PS2 開発:タイトー 推奨度:C 発売:2005/12/29 amazon販売
DVD-ROM 販売:タイトー 入手度:A 定価:6,800円
サイキックフォース COMPLETE 通常版
PS2 開発:タイトー 推奨度:C 発売:2005/12/29 amazon通販
DVD-ROM 販売:タイトー 入手度:B 定価:9,800円
サイキックフォース COMPLETE フィギュア三体同梱版
Type X2 開発:タイトー 推奨度:− 稼動:2012/12/20 汎用筐体
AC基板 販売:タイトー 入手度:− 定価:−円
NESiCAxLive (ネシカ クロス ライブ)配信
公式リンク

(C) 1995-2001 TAITO CORPORATION JAPAN
ALL RIGHTS RESERVED
■私的レビュー/プレイ時間:長時間
 360°オールレンジバトルが話題を呼んだ「サイキックフォース」の続編です。引き続きゲーム性と世界観との2つの支持層を持つ作品。
 今作より、バリアブレイクやスライドダッシュ、PSYインパルスといったシステムが追加され、超能力技には心理駆け引き要素が多く、とにかく玄人向けの作品に仕上がっています。この新システムが非常によく出来ています。使いこなすには、高度な反射神経に、判断能力、コントロール技術、戦略性が求められますね。そういう意味では、ややプレイヤーを選ぶ作品かもしれません。

 このゲームが前作と徹底的に異なるのは、キャラごとに戦い方がまるで違ってくるところでしょうか。前作は基本「コンボ→必殺技」の連携が全てでしたが、今作はキャラ毎にまるで違った属性を持ち、飽きさせません。一例を挙げますと。

◆パティやエミリオといった設置型キャラクター
 場を支配していくキャラ。要所要所を押さえていけば、まるでオセロ盤が一斉にひっくり返っていくような快感を得られる。

◆ウォン
 前作に比べて大きく戦略幅が広がり、強くて面白い。

◆ウェンディー
 凄まじいまでの反射神経が求められるが、使いこなせれば極めて恐ろしい実力を発揮する。

◆カルロ
 防御を重点におき、中距離を基本とした多角攻撃を持っている。

 ・・・とこんなところでしょうか。
 ポリゴンは凄く綺麗になっています。リアルさということではともかく、アニメ絵チックなポリゴンとしては、当時の段階では最高のクオリティであったと思います。ある意味「理想的なアニメチックポリゴン形態」と言えるでしょう。見た目が派手で、格闘ゲーム玄人層には逆に敬遠されつつあるような作品ですが、むしろ玄人層にやり込んで欲しい!・・・そんな作品です。
 そう書いてしまうと「初心者向けでは無い」と読み取れてしまうかもしれませんが、そのようなことはありません。他の格闘ゲームとは、まるでノウハウが異なりますので、逆に今の2D格闘について来れない方にもプレイして欲しいタイトルであったりします。ゲーム性はとても高く、コンパネを叩いていて、これほど気持ちの良い作品は稀少です。ドリームキャスト版はアーケードに遜色のない完成度で、購入は絶対お勧めしたい一本。Windows版も、PCスペックがある程度高ければ快適に遊べますので、こちらもやはりお勧めです。

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