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らんま 1/2 超技乱舞篇
RANMA NIBUNNOICHI CHOUGIRANBUHEN |
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2D対戦格闘ゲーム/原作付きゲーム |
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SFC |
開発:アトリエドゥーブル |
推奨度:− |
発売:1994/04/28 |
amazon販売 |
カートリッジ |
販売:東宝/メサイヤ |
入手度:B |
定価:9,980円 |
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(C) 高橋留美子/小学館・キティ・フジテレビ
(C) 1994小学館プロダクション/東宝 |
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■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間 |
スーパーファミコンで発売された、らんまの2D格闘ゲーム三作目。今までの「らんま」はジャンプがボタンであったり、必殺技もボタン同時押しなどの簡単入力でしたが、この「超技乱舞篇」はジャンプは普通の格ゲーのようにレバー上ですし、必殺コマンドも「波動拳コマンド」「竜巻旋風脚コマンド」「溜め技コマンド」等、一般的な格闘ゲームの作りになっています。
ゲーム全体は、大変良い感じに仕上がっています。全体的に機動力が低く、ダッシュも無いために、スピード感がほとんど無いのですが、操作性は良いですし、コマンド受け付けもスムーズ。通常技も使いやすく「小技→必殺技」といった連携も使えます。連続技は結構気持ち良いです。
ただ、超必殺技の存在意義が殆ど無いのが残念なところ。超必殺技を撃つ為のゲージは、挑発をすることによって溜めるのですが、どのキャラも挑発の隙が多すぎて対戦ではまず溜められません。・・・よって、使用できる機会はほとんど皆無といって良いでしょう。対戦で使用できない超必殺技は、CPU戦時に使ってストレスを解消したいところです(笑)。
全13キャラと、かなりのボリュームがある上に、それぞれの個性がかなり強く、色々な戦い方が出来て楽しいです。私自身は、原作を詳しく知らないので何とも言えないのですが、動作の一つ一つが、結構キャラクターの個性を掴んでいるそうです。原作ファンが好きになれる演出がいっぱいということのようですね。
個人的に、唯一の大きな難点がBGM。全然戦闘という印象ではなく、とても呑気な曲ばかり。ゲーム全体の印象や雰囲気づくりだと思うのですが、なんだかあのBGM聞いているだけで、力が抜けてきてしまいます(笑)。たまには格好良い、激しいサウンド等も織り交ぜて欲しいですね。
総合的には完成度の高い格闘ゲームです。原作ファンが納得できるのは勿論、格闘ゲームマニアもコレクションに加えておくと良いでしょう。
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