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サムライスピリッツ零
SAMURAI SPIRITS ZERO
Samurai Shodown V |
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2D対戦格闘ゲーム/剣戟武器格闘ゲーム |
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(C) SNK PLAYMORE /(C) SNK PLAYMORE 2003
(C) 2003 Yuki Enterprise |
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■レビュー執筆:WHO様/プレイ時間:やや長時間 |
前作アスラ斬魔伝(ハイパーネオジオ64)から5年、2Dとしては天草降臨から7年ぶりとなったサムライスピリッツである。ちなみに新キャラクターの製作には漫画家の和月伸宏先生と内藤泰弘先生が参加している(和月伸宏:「兇國日輪守我旺」、「徳川慶寅」、「劉雲飛」/内藤泰弘:「妖怪腐れ外道」をデザイン)。
終劇連鎖と呼ばれるエンデイングを中心とした非常に深く練りこまれたストーリーはサムライスピリッツ零の大きな魅力の一つとなっている。ナコルル、リムルル、レラの様に関係が密接なキャラクターの物語は連鎖しているのである。サムライスピリッツの2年前が舞台となっており、ストーリー上はサムライスピリッツの始まりとなる。
サムライスピリッツ零では、剣気ゲージという攻撃を当てたり空振りしたりをすると減少するが時間と共に回復するシステムを導入した。また、剣気が高いほど攻撃力がアップする。連斬を廃止し、一撃の重みを重視したことは、評価できる。
無の境地は相手の動きを見切って一発逆転を狙うシステムも追加された。自分の体力ゲージが青く点滅している時に発動でき、瞑想する事で持続時間が長くなる。無の境地を発動すると
相手の動きがスローになるため、コンボができる。しかし、無の境地の持続時間がかなり長かったため、簡単に即死連続技が作れてしまうという欠点があった。
ほとんどのステージやグラフィック、キャラクターが天草降臨からのコピーである。天草四郎時貞・壬無月斬紅郎を除くキャラクターは引き続き登場する。新キャラは、主人公の徳川慶寅・劉雲飛・真鏡名ミナ・妖怪腐れ外道に加え、天草降臨の羅刹キャラから作られた炎邪・水邪・羅刹丸・レラである。さらに、ガルフォードの愛犬パピーが隠しキャラとして使用できる。中ボスが萬三九六と黒河内夢路で、ラスボスは兇國日輪守我旺である。
COM戦は、中ボスの二人は少し強いが、慣れれば十分に勝てる。ラスボスの我旺は一勝すると、怒りゲージが満タンになった時に無敵になるため注意が必要である。エンデイングを見るための最後の壁である。
新キャラの調整が甘く、ゲームバランスが悪いので、対戦はオススメできないが、一人用でストーリーを楽しんでプレイするには最適な作品である。
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■裏技・隠しキャラ |
◇パピー
キャラクター選択画面でガルフォードにカーソルを合わせて→←←→→←←→で決定する。成功すればガルフォードに変わりパピーが現れる。ただし、対戦で乱入されるとガルフォードに戻ってしまうので、パピー同士で対戦をするには、同時にゲームを始める必要がある。
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■関連グッズ |
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■関連書籍 |
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クイーンズゲイト「聖弓の射手 真鏡名ミナ」
発売:2009年11月28日
価格:1,500円
種類:対戦型ビジュアルブック
絵師:しのづかあつと 氏
販売:ホビージャパン
言語:日本語
ISBN-10:4894259648
ISBN-13:978-4894259645 |
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■パッケージ画像 |
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■サムライスピリッツ六番勝負に収録 |
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■ソフトウェア通販 |
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■関連ソフト・商品 |
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