ストリートファイターV
STREET FIGHTER III 1st NEW GENERATION
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2D対戦格闘ゲーム/V.S. FIGHTING
CPS III 開発:カプコン 推奨度:A 稼働:1997/02/04
AC基板 販売:カプコン 入手度:− 定価:−円
DC 開発:ゲームのるつぼ 推奨度:A 発売:1999/12/16 amazon販売
GD-ROM 販売:カプコン 入手度:B 定価:6,800円
ストリートファイターIII ダブルインパクトに収録
公式リンク

(C) CAPCOM CO., LTD. 1997, 1999 ALL RIGHTS RESERVED.
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 新生ストリートファイター「III」の第一弾。キャラクターはリュウ、ケンを除いて、全員総入れ替え。新主人公・アレックスも登場して心機一転・・・のはずだったのですが、今までの主人公「リュウ」は残っているので、やや印象が薄いです。今現在でも、「ストVの主人公は誰?」と聞かれて「リュウ」と答える方がいらっしゃるのではないでしょうか。無理からぬことかと思います・・・。
 ゲームグラフィックも一新され、とても綺麗になりました。今まで、やや「動きが悪い」といわれていたカプコン格闘ゲームですが、今作でイメージを完全払拭。足払い一つにしても、妙にリアルな動きをするようになりました。グラフィックの書き込みも徹底され、芸術的ともいえるクオリティを誇っています。
 システムはかなり進化しています。まず、なんといっても最大のウリである「ブロッキング」。相手の攻撃を受ける瞬間に、レバーを相手方向(下段なら下方向)に入れると、攻撃を捌いて先制攻撃が可能になるというもの。これは防御を攻撃に転換できる、ポジティブなガードですね。そういう意味では当て身に近い特性を持っていると言えます。操作が慣れるまでは大変でしたけど(相手の攻撃を見ると、反射的にレバーを後ろに持ってきてしまうのは、格闘ゲーマーなら当然のことですし)、使いこなせるようになれば爽快ですね。
 「ダッシュ」、「ハイジャンプ」も追加され、素早い起き上がり(クイックスタンディング)もできるようになって、スピーディーな駆け引きにより近づきました。また「リープアタック」という中段攻撃が追加されたことで、より戦略性が高まっています。スーパーキャンセルの導入により、攻撃の幅が更に広がっています。
 稼動当初は、少々客層が根づかなかったようですが、良さが分かるまでに時間のかかる作品であった、というだけで、きちんとシリーズとして定着しました。

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