神凰拳 SHINOUKEN
Operation Ragnagard
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2D対戦格闘ゲーム/AERIAL BATTLE ACTION GAME
MVS 開発:システムビジョン 推奨度:A 稼働:1996/06/13
AC基板 販売:ザウルス 入手度:− 定価:98,000円
ネオジオ 開発:システムビジョン 推奨度:A 発売:1996/07/26 amazon販売
カートリッジ 販売:ザウルス 入手度:C 定価:32,000円
NG-CD 開発:システムビジョン 推奨度:− 発売:1996/08/23 amazon販売
CD-ROM 販売:ザウルス 入手度:C 定価:7,800円
SS 開発:システムビジョン 推奨度:B 発売:1997/04/04 amazon販売
CD-ROM 販売:ザウルス 入手度:C 定価:5,800円
Wii 開発:SNKプレイモア 推奨度:− 発売:2011/10/18 amazon販売
DL 販売:D4エンタープライズ 入手度:− 定価:900円
Wiiバーチャルコンソール
■公式リンク

(C) 1996 SAURUS/SYSTEM VISION
■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間
 2D格闘ゲームでありながら、3Dポリゴンのようなデザインが印象的な作品。グラフィックがかなり特殊で、正直なところ綺麗とは言えず、見た目ではやや損をしている感があります。
 ゲームの内容としては、実はこれが凄いボリューム。多数の特殊動作が盛り込まれており、色々な動作を駆使することが出来るほか、戦略の幅も広いという、マニアにはうってつけの内容。空中ダッシュ、空中ガードが搭載されていることで、空中戦が大変に熱い作りに。投げ回避、打撃回避、ガードキャンセル、投げ回避不可投げがあることで、局所の駆け引きが面白いです。攻撃動作にも、コンビネーション、ふっ飛ばし攻撃、上昇攻撃、下降攻撃など、多数存在し、色々なパターンの攻撃を組み立てることが出来ます。
 唯一残念なのが、ゲージ溜めシステム。キャラクターごとに、2種類の属性を持っていて、それぞれゲージを上げられるのですが、「ゲージが一本しかない為、一番最後に押したボタンの属性になる」という仕様。例えば途中まで「風」の属性でゲージを溜め、そして途中から「雷」に変えてゲージを溜めても、最終的にゲージをMAXに上げたほうの属性しか適用されない。つまり、ゲージをMAXまで溜めるまでは、何の属性でゲージを上げても同じということですね。・・・別々にゲージを用意して、使い分けられるようになっていれば、もっと戦略性が上がったのに、と思うと残念です。

 ゲームの演出は、やや地味ですが、音楽は個人的に大好きです。ノリが良く、各々キャラクターにも合っています。やり込むと面白い作品ですので、格闘ゲームマニアの方でしたら、「買い」の一作でしょう。

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