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スラムドラゴン
Slam Dragon |
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3D対戦格闘ゲーム/対戦型格闘アクション |
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PS |
開発:ジャレコ |
推奨度:− |
発売:1996/04/12 |
amazon販売 |
CD-ROM |
販売:ジャレコ |
入手度:B |
定価:5,800円 |
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(C) 1996 JALECO LTD. ALL RIGHTS RESERVED. |
■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間 |
1996年にジャレコから発売されたプレイステーション用3D格闘ゲーム。ポリゴンとレンダリングを合成したグラフィックを採用し、独特の雰囲気を持った作品となっています。グラフィックに関して言えば、かなり好き嫌いがハッキリするタイプではないでしょうか。
ゲーム性はやや低め。とにかく操作性が良くありません。キーレスポンスの悪さもさることながら、ボタンレスポンスもイマイチ。コンボがウリになっているゲームなだけに、この点は大きな減点ポイントとなってしまいます。キャラクターの動きも非常に悪く、コンボが繋がっていても全然格好良くありません。動きがカクカク、モーションとモーションの繋ぎ目が妙に不自然です。
またダウン攻撃が決まった後の、戦いの流れが一瞬ピタッと止まってしまう感覚が、個人的には好みではありません。ダウンからの起き上がり時、Xボタン連打によって、起き上がり攻撃を出すことは可能ですが、やはり戦いの流れをせき止めてしまうのは如何ともしがたいようです。やはり「戦いの流れ」というものは重要であると、改めて認識させられてしまいます。
ダメージ計算もやや難。レスポンスが悪いながらも、一度入力に成功すれば、ボコスカ入るコンボ。そして一発当りの攻撃力が高過ぎです。正確には、攻撃力の低い技は徹底して低いのですが、高い技はズバ抜けて高く、当然、お互い使う技は限られます。攻撃力の高い技しか使わないので、結果として、お互いとっても体力が減りやすいのです。少し油断して、ガードミスなどしようものなら、簡単にノックアウト。それだけに、緊張感の高い駆け引きが出来ますが、理不尽なダメージ計算に泣きたくなることもしばしば。パワーゲージをMAXまで溜めることによって「スーパーブロー」という超必殺技を繰り出すことが可能なのですが、通常の必殺技にモノ凄く痛い技が沢山あるので、あまり超必殺らしい感じがしません。
システム的には、ダウン中の相手に馬乗りになる「マウントポジション」や組技に対して返し技が用意されていたりと、なかなか凝っている部分もあるのですが、操作性、キャラクターの作りの甘さなどで、台無しにしてしまっているような印象を受けました。惜しい作品です。
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