ストリートスマート
Street Smart
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2D対戦格闘ゲーム/ベルトフロア型 格闘アクション
専用基板 開発:SNK 推奨度:− 稼働:1989/08/??
AC基盤 販売:SNK 入手度:− 定価:−円
MD 開発:トレコ 推奨度:− 発売:1991/07/19 amazon通販
カートリッジ 販売:トレコ 入手度: 定価:6,800円
■公式リンク


(C) 1989 (株) エス・エヌ・ケイ
■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間
 1989年にSNKがリリースした、ベルトフロア型の格闘アクションゲーム。その後、多数の名作格闘ゲームを生み出すことになる、新日本企画(エス・エヌ・ケイ)の元祖格闘ゲームで、ストリートファイトを題材にした作品。プレイヤーは空手家かプロレスラーのいずれかを使用して、全8ステージをクリアして行きます。

 操作はレバー8方向+「パンチ」、「キック」、「ジャンプ」の3ボタン式。ベルトフロアアクションと格闘ゲームの複合式で、ステージを上下左右に自由に移動しながら、ジャンプはボタンで操作すると言う形式。基本操作は以下をご覧下さい。ボタンを組み合わせることで、ジャンプ攻撃などを繰り出すことは可能なものの、基本的に取れるリアクションの数は少なく、戦略はやや単純。如何にパンチ連打で相手をハメていけるかという、コツが必要になってきます。使用頻度はやや低いながらも、キックはそこそこリーチが長かったり、下段が当たると相手が向こう脛を抑えて痛がるなどの細かなリアクションも見れるのが面白いところ。投げ技もあります。

 各ステージごとに、特定の女性キャラクターが存在していて、勝者に祝福を送る演出が入ります。反対に倒された相手は、用意周到にやって来た救急車に運ばれていくと言う演出もユニークです。
 二人のプレイヤーで同時に戦うことも可能となっており、その場合は1プレイヤー&2プレイヤーが協力して8ステージをクリア。全員を倒すと、最後は協力してきた二人で決着をつけるという具合になっています。2P同時プレイの場合は、寧ろこの最終戦が一番面白いかもしれません。

 SNKの大看板「餓狼伝説」シリーズとの繋がりもチラホラと見られ、「ストリートファイト」を題材にしたという意味でゲームのコンセプトも近いですね。世界観も一部受け継がれておりますし、このゲームの曲の一部が「マイケルマックス」ステージにも利用されているなどの繋がりもあります。・・・また、空手家が「タクマ・サカザキ」の若かりし頃に、そしてプロレスラーが「ジェフ・ボガード」の若かりし頃に似ているなどの憶測も、極一部で飛び交っています(笑)。

 ゲーム性という意味では、1991年に登場した「ストリートファイターII」以降の所謂「2D対戦型格闘ゲーム」とは比べるべくもありませんが、SNKと格闘ゲームの歴史を語る上では外すことの出来ないタイトルと言えるでしょう。コンシューマでは、1991年にメガドライブ版が発売されています。

■基本操作
行動 操作
移動 レバー8方向
キック Aボタン(間合いによってモーション変化)
ジャンプ Bボタン
パンチ Cボタン(間合いによってモーション変化)
バック転 A+Bボタン
ジャンプキック A+Cボタン
■パッケージ画像
メガドライブ版 パッケージ画像 海外 ジェネシス版 パッケージ画像

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