ソードダンサー 増刊号
SWORD DANCER Extra Number
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2D対戦格闘ゲーム/武器格闘ゲーム
PC-9801 開発:TGL 推奨度:− 発売:1992/11/06 駿河屋通販 3.5インチ
FD:4枚組 販売:TGL 入手度:D 定価:4,800円 駿河屋通販 5インチ
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(C) 1992 TGL
■私的レビュー/プレイ時間:長時間
 テイジイエルから発売され、一躍大人気を誇ったアクションRPG「ソードダンサー」の格闘部分だけを切り抜いたと言うコンセプトの作品です。当時のパソコン向け格闘ゲームという意味では、かなりのクオリティを誇っていたと思われます。グラフィックは美麗とは言い難いですが、味のあるドット絵となっておりますし、キャラクターデザインも個性的で格好良く、特性もしっかりしていました。主人公の「飛燕」、そしてゲーム本編にも登場した「鉄太」、「ジゼル」、「アガディル」、敵役の「くのいち」、「イービー」、「スライム」と全7キャラクターが登場し、なかなかに良い感じの出来です。キーボードで、ガチャガチャと熱中していた記憶がおぼろげに思い浮かびます・・・。

 バランス型の主人公「飛燕」。リーチが長く、飛び道具が強力で、初心者向きの「ジゼル」、「アガディル」。鉄太のように、癖がありすぎて使いづらい半面、戦略性があって面白いキャラなど、その個性豊かな面々は使っていて楽しいですね。個人的にはスライムも可愛らしくてポイントが高いです(スライムの勝ち台詞 『ぷにぷう ぷにぷう ぷぷぷにぷう』が妙にツボにはまっていたり)。

 対戦以外にも「モンスターアタック」という勝ち抜き戦があり、プレイヤーキャラ以外にも色々なモンスターと戦うことも出来ます。最後に出てくるドラゴンの大きさには、当時驚かされたものです。

 「ソードダンサー2」になって、かなりのクォリティダウンしてしまいましたが、本作は良作と断言できます。音声はありませんし、音楽もひたすら単調ですが、単純に格闘・アクションゲームとしては、面白い作品です。価格も4,800円と、かなり割安感がありました。

 古き、良き時代の格闘ゲームの代表。
 良いですね、いつまでも記憶に残っている名作です。

■小ネタ・裏技
▽セーラーアガディル使用方法
 キャラクター選択時に、カーソルをアガディルに合わせて「キャンセルキー・↓・↑・→・←・↓・↑・→・←・キャンセルキー」を入力し、アガディルの顔グラフィックに、セーラー服の衿が出れば成功。1Pと2Pで微妙に衣装の仕様が異なる。

■主人公格キャラクター紹介
飛燕/HIEN
彼はスザクの村の「龍の巫女」を守る戦士「ソードダンサー」の一人である。スザクに古くから伝わる「刀」「手裏剣」を使う。
手裏剣 +AB
流星投げ 垂直ジャンプ中に AB 同時押し
燕月斬 ため+B

ジゼル/ZIZEL
ムグルの洞窟で飛燕に助けられた女の子。実はトゥーラ王国のおてんば王女。
愛用のレイピア「シルフィード」を自在に使いこなす。
空中投げ 空中で相手の間合いに入って B
ジゼルキック ジャンプの最頂点で A
シルフィードショット ため+B

テッタ(鉄太)/TETTA
飛燕の師匠にあたるベテランソードダンサー。なぜか剣を使わず、格闘戦を得意とする。
ハンマーボム ジャンプ中に+B
ギロチンドロップ ジャンプ中に+A
テッタダイナミック 敵に接近し、+AB 同時押し
ボディプレス 斜めジャンプ中に+B

アガディル/AGADIL
黒き悪しき龍「ラザウォード」の復活を企むジュオーの手下であったが、裏切って自分の記憶を取り戻すべく飛燕とともに旅をする。武器は鎧の中に隠された仕込み刀。
スクラッチ 垂直ジャンプ中に+A
ブーメランファング +AB 同時押し
ローリングアタック ため+B
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