|
闘神伝
TOH SHIN DEN |
|
3D武器格闘ゲーム/コマンド2D複合式 |
|
PS |
開発:タムソフト |
推奨度:− |
発売:1995/01/01 |
amazon販売 |
CD-ROM |
販売:タカラ |
入手度:A |
定価:5,800円 |
|
|
|
(C) TAKARA CO., LTD. 1995 |
■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間 |
初代プレイステーション発売の約1ヶ月後にリリースされ、注目を浴びたタイトルです。当時ライバルであった、セガ・サターンのキラータイトル「バーチャファイター」の対抗馬的な存在であったという印象もあります。グラフィックのレベル、ゲームの完成度では、バーチャファイターには及びませんでしたが、リアリティを追求しているバーチャファイターに対して、闘神伝は非現実的・ド派手な演出を展開。炎を発射したり、ビームを打ち出したりと、ゲームの方向性はまるで異なりました。
ボタンは、弱武器攻撃・強武器攻撃・弱蹴り・強蹴りの4ボタン式。防御は2Dと同じ要領で、レバー反対方向。上段防御と下段防御の違いがあるのも2Dと同様です。その他、前ダッシュ、バックステップ、投げ技など、殆ど2D格闘ゲームと同じです。必殺技のコマンドも2D格闘ゲーム式を採用しており、3Dポリゴンを採用しながら、ゲーム内容はほぼ2D格闘ゲームといえるでしょう。
3Dの利点を活かしたシステムとしては「側転」があります。レバー下2回、もしくはL1、L2を使って、横方向に移動が可能。これにより、奥行きを再現しています。リングアウト制を採用している作品なので、画面端での攻防は熱かったですね。側転を上手く利用することで、リングアウトを回避したり、相手との立ち位置を入れ替えたりなどの駆け引きが面白かったです。
R1、R2ボタンには、キャラクターの代表的な必殺技がワンボタンで繰り出せるように設定されており、ライトユーザーの方にも受け入れられやすかった作品といえるでしょう。今でこそ下火になってしまいましたが、一世代を築いた代表的タイトルの一つです。
|
■関連商品 |
|
■関連書籍 |
|
|