闘神伝昂 闘神伝昂
TOSHINDEN SUBARU
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3D武器格闘ゲーム/コマンド2D複合式
PS 開発:タムソフト 推奨度:− 発売:1999/08/12 amazon販売
CD-ROM 販売:タカラ 入手度:B 定価:5,800円
■公式リンク
闘神伝昂 キャラクターセレクト画面
ナル・アモウのソリッドスラッシュがバン・ブーを襲う
昴から新参戦のヒロイン、プエラは弓使いで遠距離戦を得意とする
(C) TAKARA CO., LTD. 1999 ALL RIGHTS RESERVED.
PROGRAMMED BY (C) TAM SOFT 1999
■ゲーム概要
 開発タムソフト、販売タカラでリリースされた、3D武器対戦型格闘ゲーム「闘神伝」シリーズの正統派続編。初代プレイステーションにおいては第6作目の最終作で、ニンテンドーWii版「闘真伝」が出るまでは、事実上のラストナンバー。従来の一対一の対戦形式を大きく覆し、3on3のチームバトル制を採用。デフォルトのチームには、近接型・中距離型・遠距離型とそれぞれのタイプがバランス良く配置されている。リングアウトの復活、ステージギミックの搭載など、ゲーム性も「3」から大きく変更された。キャラクターはほぼ一新されており、旧作のカイン・アモウの養女「ナル・アモウ」が成長して再登場するなど、世代交代が行われている。

■ゲームシステム
 操作はレバー8方向+「武器(弱威力)」、「武器(強威力)」、「蹴り(弱威力)」、「蹴り(強威力)」の4ボタン式。基本操作は以下を参照

■ゲージシステム
▼体力ゲージ
 キャラクターの体力ゲージ。ダメージを受けると減少し、なくなるとノックアウト負けとなる。
▼オーバードライブゲージ
 必殺技を使ったり、ダメージを与えたり受けたりすると増加していくゲージ。最大で3つまでためることができ、これを消費して究極宝技や鬼神降臨、ガードキャンセル攻撃などを使えるようになる。

■ゲームシステム
▼ガード不能攻撃 (→+△)
 発動までに時間が掛かり、隙が大きいけれども、相手がガード不能な攻撃を繰り出すことが可能。
▼ガードキャンセル攻撃 (→+○)
 相手の攻撃をガードした直後にこのコマンドを入れることで発動。オーバードライブ1本消費。
▼武器はじき (←+△)
 相手の攻撃をはじいて反撃のチャンスを作る。
▼当て身返し (□+×)
 ナル&みやび専用。攻撃を当て身された時に、更にそれを返して反撃が可能。
▼闘神流技
 通常技をキャンセルして、別の通常技や必殺技に繋げる、いわゆるコンビネーション攻撃。今作ではかなりリズミカルに繋げられる。
▼究極宝技
 オーバードライブゲージを使用して発動する、いわゆる超必殺技。各キャラクターごとに2種類ずつ存在する。
▼秘伝必殺技
 体力ゲージが残り僅かになった状態で出せる、強力な必殺技。一発逆転要素を持っている。
▼鬼神降臨 (□△○×ボタン全押し)
 オーバードライブが3つ溜まっている時に使用可能。攻撃力及び防御力上昇。秘伝必殺技使用可能。ノックバック減少。発動中は体力が少しずつ減っていく諸刃の剣。残り時間9秒以下の時は発動不可。

■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間
 闘神伝シリーズの正統派続編で、初代プレイステーションにおける第6作品目。今まで一対一対戦であったのが、世の流れを汲んでか、3 VS 3のチームバトル形式になりました。勝ち抜き戦で戦っていき、3人を撃破することで勝利。ストーリーモードでは、固定チームで戦って行きます。どのチームもわりとバランスが取れており、遠距離攻撃メイン系、近接戦闘メイン系、バランス型と特徴のあるキャラ同士が、バランスよく配置された構成になっていますね。

 システムはかなり充実。色々なリアクションが取れるようになっています。
 ステップ・イン&アウトと、走り(フリーラン)が完全に使い分け可能。闘神伝シリーズの伝統ともいえる、側転・避けのシステムも勿論採用。周囲を壁で囲まれた「3」と異なり、従来のようにリングアウトが復活している今作では、側転は重要ですね。更に今回、投げ動作に加え、投げ抜け動作も搭載しています。システムが多様化するにつれ、駆け引きの幅が非常に広くなっています。

ゲーム概要の感想はおおよそ以下の通り。
▼グラフィック
やや粗いです。技の演出は綺麗なのですが、モデリングや動きが大変に悪く、同世代の3D格闘ゲームと比べますと、やや厳しいでしょうか。

▼操作性
及第点。上記記載のシステムを極限まで活かして、格闘ゲームとしての駆け引きを楽しむことが可能になっています。

▼ローディング
とにかく長め。1戦行うごとに、かなりの時間を待たされます。チーム戦のため、メンバーが入れ替わるたびに、長いローディングを待つ必要があります。せめて、一部のデモシーンを強制的に飛ばすことが出来れば・・・。

▼ゲームモード
鬼のように充実。
 ・チームストーリーモード
 ・タイムアタックモード
 ・チームタイムアタックモード
 ・バーサスモード
 ・チームバーサスモード
 ・サバイバルモード
 ・プラクティスモード
 ・ミニゲームモード
 ・データベースモード
 ・グッズモード


 ざっと羅列しただけで、この数。データベース及びグッズモードが付いていることで、闘神伝ファンへのサービス精神旺盛振りが伺えます。ミニゲームもなんと7種類。落ちモノパズルゲーム2種、エアホッケー、シューティング、ブロック崩し、アクション、ダンスリズムアクション。これだけでもゲームが一本出来そうな、豪華な内容には本当に驚きですね。闘神伝ファンは必携しておきたいタイトルの一本でしょうか。また個人的にオープニングムービーは、シリーズ屈指の完成度だと思っています。

■収録 ミニゲームモード
ミニゲームは全部で7種類が搭載

■ミニゲーム1 落ちモノパズル
 パズル闘神伝 PUZZLE TOSHINDEN
■ミニゲーム2 落ちモノパズル
 プエラ'ズ エッグ PUELLA'S EGG
■ミニゲーム3 ブロック崩し
 スクープ!闘神伝 SCOOP!TOSHINDEN
■ミニゲーム4 バーチャルエアーホッケー
 闘神伝・オン・ホッケー TOSHINDEN ON HOCKEY
■ミニゲーム5 シューティングゲーム
 オリジン ORIGIN
■ミニゲーム6 アクションゲーム
 戦え!ウルフィー FIGHT!WOLFY
■ミニゲーム7 ダンスゲーム・ダンスリズムアクション
 ザ・闘神ダンス THE TOSHIN DANCE

■裏技・小ネタ
■隠しキャラ
 タイトル画面で右・右・左・左・右・右・R1・R2 を入力。

■全ミニゲーム
 タイトル画面で左・右・左・右・左・左・L1・L2 を入力。

■データベースコンプリート
タイトル画面でR1・R2・L1・L2・左・右・セレクト・セレクト を入力。

■オープニングムービー
■プレイムービー
■基本操作
行動 操作 行動 操作
武器(弱威力) □ボタン ステップ・イン(前) すばやく
武器(強威力) △ボタン ステップ・イン(後) すばやく
蹴り(弱威力) ×ボタン 走り(前) すばやく後、レバー押しっぱなし
蹴り(強威力) ○ボタン 走り(後) すばやく後、レバー押しっぱなし
側転(手前) L1ボタン フリーラン L1+L2+方向キー
側転(奥側) L2ボタン 投げ 至近距離で△+○ボタン
ガード不能攻撃 +△ 投げ抜け 相手の投げと同時に△+○ボタン
ガードキャンセル攻撃 +○ 当て身返し □+×同時押し(みやび・ナルのみ)
武器はじき +△ 鬼神降臨 □+△+○+×同時押し(ゲージ3本)
■登場キャラクター
カイン・アモウの養女「ナル・アモウ」 昴のヒロイン的スタンスの新キャラ「プエラ」
チーム名 キャラ名
プエラチーム フェン ベアフット ランスロット レイクナイト プエラ マリオネット
プエラチーム声優 坂口大助 久川綾 山田ふしぎ
スバルチーム ナル アモー スバル シンジョウ ルーク キャッスル
スバルチーム声優 中島沙樹 緑川光 幸野善之
ゲンマチーム みやび 幻魔 バン・ブー
ゲンマチーム声優 辻桃子 柴田秀勝 岸野幸正
ボスチーム イオス エイジ ゼロ
ボスチーム声優 鈴木麻里子 大倉正章 諸角憲一
単独キャラ ヴァーミリオン
単独キャラ声優 難波圭一
※名前表記はマニュアル準拠。ナルの苗字は「アモウ」ではなく「アモー」となっている。
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