X-MEN -CHILDREN OF THE ATOM-
エックスメン チルドレン オブ ジ アトム
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2D対戦格闘ゲーム/V.S. FIGHTING
AC 開発:カプコン 推奨度:− 稼働:1994/12/08
CPS II 販売:カプコン 入手度:− 定価:−円
SS 開発:カプコン 推奨度:− 発売:1995/11/22 amazon通販
CD-ROM 販売:カプコン 入手度:B 定価:5,800円
■公式リンク

X-MEN TM & (C) 1994 MARVEL ENTERTAINMENT
GROUP, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
(C) CAPCOM CO., LTD. 1994
THIS VIDEO GAME IS PRODUCED UNDER LICENSE
FROM THE MARVEL ENTERTAINMENT GROUP, INC.
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 アメリカの大人気コミック「X-MEN」を格闘ゲーム化した2D対戦格闘ゲーム。原作に登場する「ウルヴァリン」、「サイロック」、「サイクロップス」、「ストーム」、「アイスマン」、「コロッサス」、「スパイラル」、「オメガレッド」、「シルバーサムライ」、「センチネル」といったメンバーに加え、ボスキャラクター(CPU専用)として「ジャガーノート」、「マグニートー」が登場。コンシューマのセガ・サターン版では、ジャガーノートが使用出来るようになっています。

 このゲームの最大の特徴は、やはり「ベクトル理論」でしょう。本作では全ての動作に「力の大きさと向き」が設定されており、アッパー系の攻撃は相手を上方に吹き飛ばしたり、ストレート系の攻撃は横方向へ吹き飛ばすという具合に、各技に特徴が付けられています。キャラクターの体重によって、吹き飛ぶ具合が異なるなどの特性があります。

 ゲージシステムは「Xパワーゲージ」というシステムを採用。戦うごとに少しずつゲージが溜まっていき、初期値のレベル1からレベル2→レベルMAXと一つずつパワーアップしていきます。レベル2以上で「受け身」、「投げ返し」が使用可能となり、更に「Xパワー」を発動することが可能となります。レベルがMAXとなると、ガード硬直をキャンセルして出すことも出来る「ハイパーX」という超必殺技を出すことが可能となり、極めて高い一発逆転要素を秘めています。

 その他、特徴的なゲームシステムを羅列すると以下の通り。
▽スーパージャンプ
 ↓↑若しくはキックボタン3つ同時押しで、約2画面分ほどの高さにジャンプすることが可能。スーパージャンプ中は何度も必殺技が出せるほか、左右のレバーで軌道修正や、↓レバーを入れることで滞空時間を短縮することも可能。熱い空中戦を繰り広げることが出来ます。

▽移動起き上がり
 ダウン中にパンチボタン3つ同時押しで前方向、レバー後ろで後ろ方向に移動しながら起き上がりが可能。

▽チェーンコンボ
 タイミング良く攻撃ボタンを押すことで、通常技を繋げるシステム。

▽キャンセル技
 全ての基本技、特殊技が必殺技でキャンセルすることが可能。自由度の高さを象徴するシステムとなっています。

▽追い撃ち攻撃
 ダウン中や吹き飛ばされている間など、どんな時にも喰らい判定が残っている為、あらゆる状況で追撃が可能となっています。

 ・・・以上、凡そこんなところでしょうか。
 今ではお馴染みとなった「オートガードシステム」を、カプコンで初採用したという意味でも注目を浴びたタイトルでしょうか。兎にも角にも、キャンセルとチェーンコンボを利用した連続技が実に爽快で、更に必殺技、超必殺技などの演出がド派手で、プレイしていて実に面白い作品でした。このド派手な演出の数々は、その後のVS.シリーズにも受け継がれています。
 続編として、X-MENのみならずマーブルヒーローが総出演した「MARVEL SUPER HEROES/マーヴル・スーパーヒーローズ」がリリースされています。

■裏技・小ネタ
▽豪鬼 使用方法
・1P側
 スパイラルにカーソルを合わせて1秒待ち、シルバーサムライ→サイロック→コロッサス→アイスマン→コロッサス→サイクロップス→ウルヴァリン→オメガレッド→シルバーサムライと順番にカーソルを合わせ、弱K+強P+強K同時押しで選択。

・2P側
 ストームにカーソルを合わせて1秒待ち、サイクロップス→コロッサス→アイスマン→センチネル→オメガレッド→ウルヴァリン→サイロック→シルバーサムライ→スパイラルと順番にカーソルを合わせ、弱K+強P+強K同時押しで選択。

■セガ・サターン版 裏技
▽ジャガーノート使用方法
 VSモードで、豪鬼を使って対戦した後にキャラ選択画面に戻ったら、左上を2回押す。

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