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幽☆遊☆白書 2 −格闘の章− |
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2D対戦格闘ゲーム/原作付きゲーム |
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SFC |
開発:namco |
推奨度:− |
発売:1994/06/10 |
amazon販売 |
カートリッジ |
販売:namco |
入手度:B |
定価:9,600円 |
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(C) 冨樫義博/集英社
(C) フジテレビ・スタジオぴえろ
(C) 1994 NAMCO LTD. |
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■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間 |
namcotからリリースされたスーパーファミコン用の2D対戦型格闘ゲームで、人気コミック・アニメーション「幽☆遊☆白書」を原作とした作品。
キャラクターは総勢10名(+隠しキャラクター4名)。必殺技は一人辺り2、3種類なので少なめですが、抑えるべきところは抑えた構成になっています。必殺技(霊撃)は「龍虎の拳シリーズ」のように、ゲージ制(霊力ゲージ)が採用されており、乱発は出来ません。…と申しましても、ゲージ消費は極端なほど激しくはなく、余程無計画に必殺技を乱発しなければ、困ることはないというバランスとなっています。
ゲームモードにはストーリーモード、大武術会モード(CPU総当たり)、バトルモード(VSモード)とあって、かなりの充実度。また、当然のようにトレーニングモードも付いていて、練習には事欠きません。こうした配慮はさすがでしょうか。
操作性はまあまあです。コマンド受け付けはスムーズですし、当り判定やダメージ計算も安定しています。ゲーム全体の流れはかなり緩やかで、お互いの動きが妙にハッキリ分かる分、かえって独特の緊張感が漂います。
ただこのゲーム、問題がひとつ。それは「フットワーク」…移動操作です。バックステップは全キャラクター、可能なのですが、前ダッシュは一部のキャラクターしか使えません。それ故に、前ダッシュのあるキャラとそうでないキャラの差がありすぎるような気がします。前ダッシュの無いキャラは、バックステップで逃げていく相手を追いかけるのが、非常に大変です。逆に守る側は、ダッシュの無いキャラに対して、延々と逃げ続けることが容易なのです。このバランスは、少々厳しかったかもしれません。また攻撃がヒットしたときのノックバックが少なめで、通常技の連打だけでも恐ろしい攻撃力を持つ事になりました。そういう部分を考慮すると、少なくとも対戦に向いているゲームとは言い難いでしょう。
その他の作りは、非常に丁寧で完成度が高いので、原作ファンの方は必携というところでしょうか。翌年1995年には「幽☆遊☆白書 FINAL 魔界最強列伝」が発売され、好評を博しています。
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