■ゲーム概要 |
アークシステムワークスの代表的タイトル「ブレイブルー」シリーズの正統派続編で、前作「CONTINUUM SHIFT」のバージョンアップタイトル。コンシューマ版「CONTINUUM SHIFT」においてダウンロードコンテンツとして配信されたキャラクター等が、アーケードタイトルとして追加参戦しているほか、ゲームバランスの調整が幅広く行われている。タイトーの新サービス「NESiCA×Live(ネシカ
クロス ライブ)」システムの第一弾タイトルでもある。
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■ゲームシステム(一部、コンシューマ仕様に準拠記述) |
操作はレバー8方向+「弱攻撃」、「中攻撃」、「強攻撃」、「ドライブ攻撃」の4ボタン式。基本操作は以下を参照。
■ゲージシステム
▼ヒートゲージ
ラピッドキャンセル、ディストーションドライブ、アストラルヒートやカウンターアサルトを使用するのに必要なゲージ。攻撃をヒット、ガードさせるか、相手の攻撃をガードする、または受けると増加していく。
▼バリアゲージ
バリアガードを使用すると減少し、ゲージが0になると一定時間「DANGER」状態となる。
▼ガードプライマー
特定の攻撃をガードすると減少するゲージ。0になると「ガードクラッシュ」が発生し、無防備な状態となる。
▼バーストアイコン
ブレイクバーストが使用可能かを表示するアイコン。点灯しているアイコンの数だけ使用でき、使用するとアイコンがひとつ消滅する。
■ゲームシステム
▼ラピッドキャンセル
・テクニカルタイプ:(攻撃をヒットまたはガードさせた瞬間に)
A+B+Cボタン同時
・スタイリッシュタイプ:不可
発生中の攻撃アクションを強制的に中断し、素早く次のアクションを行える状態にするシステム。ヒートゲージを50%消費。
▼ディストーションドライブ
・テクニカルタイプ:特定のコマンドを入力
・スタイリッシュタイプ: Nボタン または Hボタン
を長押し
キャラクター固有の強力な必殺技です。技のコマンドはキャラクターによって異なる。ヒートゲージを50%消費。
▼アストラルヒート
・テクニカルタイプ:特定のコマンドを入力
・スタイリッシュタイプ: N + Hボタン を長押し
眠れる潜在能力を発現させることで繰り出す、最強の必殺技。ヒットさせた場合、必ず相手を葬る。以下の発動可能条件を全て満たした時のみ、使用可能。
【発動可能条件】
◎自分がマッチポイント(次のラウンド取得で勝利)の状態であること
◎対戦相手の体力が35%以下であること
◎ヒートゲージが100%であること
◎バーストアイコンを1つ以上使用可能であること(スタイリッシュタイプは含まれない)
▼投げ・投げ抜け
・テクニカルタイプ:相手の近くで B+Cボタン
・スタイリッシュタイプ:相手の近くで Tボタン
投げ技はガードで防ぐことは不可能。投げられた側は、投げられた瞬間に
B+Cボタンをタイミングよく押すと「投げ抜け」を行うことができる。
ただし、カウンターヒット状態で投げられた場合や、一部の必殺技で出す投げ技は、投げ抜けが出来ない。また、投げられる前に投げ抜けの入力を早くしていると、投げ抜けを失敗する。
▼バリアガード
・テクニカルタイプ: ←(ガード方向)+A+Bボタン同時押し
・スタイリッシュタイプ: ←(ガード方向)
または(ガード方向) or 空中で ←(ガード方向)または(ガード方向)または(ガード方向)
通常よりも強固なガード。空中ガード不可能の攻撃を防いだり、必殺技による削りダメージを防ぐ。また、入力を続けることでバリアガードを継続できるが、バリアゲージが徐々に減少する。バリアゲージが0になると「DANGER」状態となり、ゲージが回復するまで防御力が減少し、バリアガードが使えなくなる。ダッシュ中などに使えば急停止をさせることもできる。
▼ギリギリガード・ギリギリバリア
・相手の攻撃を直前でガード/相手の攻撃を直前でバリアガード
ギリギリガード成功時はキャラクターが白く光り、ガード硬直が短くなる、ガード後の距離が離れにくくなるため反撃しやすい、必殺技による削りダメージを防ぐ、ヒートゲージが増加する、といったメリットがある。
ギリギリバリアはバリアガードの効果に加え、ガード硬直が短くなる、ヒートゲージが増加する、といったメリットがある。
▼ガードプライマー/ガードクラッシュ
ガードの耐久力を表すのが「ガードプライマー」。ガードプライマーの数はキャラクターによって異なる。各キャラクターの特定の技をガードするとガードプライマーの数が減少し、0になるとガードクラッシュが発生。ガードクラッシュ時は一定時間無防備な状態となる。また、減少したガードプライマーは時間経過によって回復する。なお、ガードプライマーの数が残り1つの場合はバリアガードでガードプライマーの減少を防げる。ただし、バリアゲージの減少量も多いので残量には注意。
▼カウンターアサルト
・テクニカルタイプ:ガード中に →(前方要素)+A+Bボタン
・スタイリッシュタイプ:不可
ヒートゲージを50%消費して、ガード中に反撃行動を行う。攻撃を行なったり、移動を行うなど各キャラクター固有の行動をとる。
▼ブレイクバースト
・テクニカルタイプ:A+B+C+Dボタン
・スタイリッシュタイプ:不可
エネルギーを放出して相手を吹き飛ばす行動で、1試合に最大2回まで発動可能。通常時に出すと金色のエネルギーを出し、ヒット時は追撃が可能。ガード、被ダメージ時中のブレイクバーストは青色のエネルギーを出し、相手を吹き飛ばす緊急回避行動となるが、ガードプライマーの数が半分に減少する。
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■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間 |
アークシステムワークスの看板タイトルの地位を確立した「ブレイブルー」シリーズの正統派続編で、アーケードにおける3作品目。コンシューマ版「コンティニュアム・シフト」において、DLC(ダウンロードコンテンツ)として配信されたキャラクターなどがプレイヤーキャラクターとして参戦。ノエルやツバキの友人「マコト=ナナヤ」、レイチェルの執事「ヴァルケンハイン=R=ヘルシング」、ノエルの別の姿「μ-12-(ミュートゥエルブ)」、魔法少女のような容姿で強いインパクトを振りまく「プラチナ=ザ=トリニティ」がアーケードにも登場する形式となりました。また既存キャラクターにおいても、全面的なゲームバランス調整がなされ、対戦の盛り上がりに拍車を掛けたタイトルと言って良いでしょう。
アーケード版は、タイトーのNESiCAxLive(ネシカクロスライブ)対応コンテンツ第一弾として登場。専用のネシカカードを利用することでアーケードでの戦績が記録されるほか、ゲーム中で獲得したポイントを利用して様々な追加コンテンツを購入することが可能に。コンシューマにおいては、ニンテンドー3DS及び、プレイステーションポータブルの携帯ゲーム機で発売。独自の世界観と、魅力的なキャラクターで多数のファンを獲得したタイトルとして、着実に成長しつつあります。全体的なバランス調整は良好で、前作・前々作の流れを順当に汲んだ、理想的な続編です。
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■基本操作 |
行動 |
操作 |
行動 |
操作 |
弱攻撃 |
Aボタン |
前ダッシュ(ステップ) |
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中攻撃 |
Bボタン |
後ダッシュ(ステップ) |
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強攻撃 |
Cボタン |
投げ |
ニュートラル or +B+C |
ドライブボタン |
Dボタン |
投げ抜け |
投げられた時に B+C |
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■システム関連 |
システム名 |
操作 |
バリアガード |
+A+B |
カウンターアサルト |
ガード中に要素+A+B |
受身 |
空中の被ダメージ状態中に A or B or C |
起き上がり |
ダウン中に A or B or C(+ or or or ニュートラル) |
ラピッドキャンセル |
攻撃アクションのヒット・ガード中にA+B+C(ヒートゲージ50%消費) |
ブレイクバースト |
A+B+C+Dボタン同時押し 1試合に最大2回まで発動可能 |
ギリギリガード |
相手の攻撃が当たる瞬間にレバーを操作してガード |
ギリギリバリア |
ギリギリガードを、バリア中に行う |
アストラルヒート |
各コマンド ヒットすれば相手を一撃で葬り去る絶対無比な一撃必殺技 |
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■登場キャラクター |
キャラクター |
声優 |
キャラクター |
声優 |
ラグナ=ザ=ブラッドエッジ |
杉田 智和 |
アラクネ |
疋田 高志 |
ジン=キサラギ |
柿原 徹也 |
シシガミ=バング |
小山 剛志 |
ノエル=ヴァーミリオン |
近藤 佳奈子 |
カルル=クローバー |
沢城 みゆき |
レイチェル・アルカード |
植田 佳奈 |
ハクメン |
?????? |
タオカカ |
斎藤 千和 |
ラムダ |
?????? |
"アイアン"テイガー |
乃村 健次 |
ツバキ=ヤヨイ |
今井 麻美 |
ライチ=フェイ=リン |
たかはし智秋 |
ハザマ |
中村 悠一 |
追加参戦キャラクター |
マコト=ナナヤ |
磯村 知美 |
μ-12-(ミュートゥエルブ) |
近藤 佳奈子 |
ヴァルケンハイン=R=ヘルシング |
清川 元夢 |
プラチナ=ザ=トリニティ |
悠木 碧 |
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■関連商品 |
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■モバイル版、関連書籍 |
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