ファイターズヒストリー 溝口危機一髪 !!
FIGHTER'S HISTORY Mizoguchi Kikiipatsu !!
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2D対戦格闘ゲーム/対戦型格闘アクション
SFC 開発:データイースト 推奨度:− 発売:1995/02/17 amazon通販
カートリッジ 販売:データイースト 入手度:B 定価:9,900円
■公式リンク


(C) 1995 DATA EAST CORPORATION
(C) G-mode
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 MVS、ネオジオで発売されて大人気を博した「ファイターズヒストリーダイナマイト」をスーパーファミコンに移植を目的としたタイトル。単純な「ダイナマイト」の移植作品ではなく、コンシューマならではのアレンジや、オリジナル要素を多数付加した内容となっています。
 従来の作品の主人公である「レイ・マクドガル」が削除され、「溝口 誠」が主人公に。更にダイナマイトで登場していた「ジャン」、「マーストリウス」、「サムチャイ」、「マットロック」といった計5人のメンバーが削除されています。その代わり、同社のアクションゲーム「チェルノブ」の主人公である、「チェルノブ」が新規参戦。隠しコマンドを入力することで、「溝口モード」以外で使用することが可能となっています。

 操作はレバー8方向+「弱パンチ」、「強パンチ」、「弱キック」、「強キック」の4ボタン式。基本操作は以下をご覧下さい。バックステップは存在するにもかかわらず、前方ダッシュが無いのが特徴的。シリーズのウリである「弱点システム」は当然の如く存在しており、システム概要も変わっておりません。

 ゲームモードは「溝口モード(MIZOGUCHI)」、「CPUバトル(CPU BATTLE)」、「バーサスモード(VERSUS)」、「エキストラモード(EXTRA)」の4つが存在。それぞれ、特徴的なゲームを遊ぶことが出来ます。以下に、モードの解説を致します。
▽溝口モード
 溝口 誠を主人公にした、所謂「ストーリーモード」。ドット絵で用意された、キャラクターとの掛け合いが見所。
▽CPUバトル
 好きなキャラクターを選択して、対CPU戦を勝ち抜いていくモード。
▽バーサスモード
 シンプルな対人戦モード。
▽エキストラモード
 タッグマッチ、サバイバル、プラクティスなど、幅広い遊び方が出来るモード。中でもタッグマッチは斬新な遊び方が出来て面白い。

 個人的には、エキストラモード内の「タッグマッチ」がお勧め。キャラクターを二人選んでチームを作り対戦をするモードで、プレイヤー1人が二人のキャラクターを選択することは勿論可能ですが、2人のプレイヤーが協力してひとつのチームを作って戦うことも可能になっているのが良いですね。戦闘自体は1対1ですが、お互いに画面端にあるタッチポイントでメンバーを入れ替えることが出来るようになっており、待機しているキャラクターは少しずつ体力が回復していきます。どちらか片方が負けてしまったら、パートナーの体力が例え満タンでも、そこで勝負終了となってしまう為、上手くタッチ交代を利用する必要があります。

 操作性は非常に良好。「ファイターズヒストリー」、「ファイターズヒストリーダイナマイト」と比較して、連続技が強力になっており、即死連続技(若しくはそれに類する連続技)が多いのですが、爽快感が非常に高く、遊んでいて楽しいタイトルです。個人的には、スーパーファミコン用の対戦型格闘ゲームの中でも、特に秀逸なタイトルの1本として挙げています。

裏技・小ネタ
▼「チェルノブ」使用コマンド
タイトル画面中に ↓、↓、↑、↑、→、←、Lボタン、Rボタンと入力

基本操作
行動 操作
弱パンチ Yボタン
弱キック Bボタン
強パンチ Xボタン
強キック Aボタン
投げ 間合いで or +強パンチ or強キックボタン
バックステップ 素早く
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