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幻想郷プロレス マッスルタッグマッチ |
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| 2D格闘アクションゲーム／対戦プロレスゲーム／原作有／同人ソフト | ||
| Windows | 開発：しまねこ工房 | 推奨度：− | 発行：2010/03/14 | 駿河屋通販 |
| CD-ROM | 頒布：しまねこ工房 | 入手度：− | 頒価：1,000円 | |
| ■公式リンク ■サークルリンク  |
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| (C) toho project/ZUN shimaneko kobo 2010 shimaneko |
| ■ゲーム概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 東方プロジェクトのキャラクターが戦う、プロレスアクションゲーム。開発は同人サークル「しまねこ工房」、音楽は「IOSYS （イオシス）」が協力。ゲームシステム、ゲーム概要はバンダイから発売されたファミコンソフト「キン肉マン マッスルタッグマッチ」に準じているが、細かなところで差異があり、フィニッシュホールドで演出・カットインが入るなどの要素も追加されている。通信対戦にも対応しており、気軽にネット対戦が出来るのも大きなウリ。 |
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| ■ゲームシステム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 操作はレバー8方向＋「パンチ」、「ジャンプ」の2ボタン式。基本操作は以下を参照。 ■搭載システム ▼超人パワーゲージ キャラクターの体力を表すゲージで、5つの玉で表示されている。攻撃を受けたり、ジャンプ等を行動を繰り返す事で少しずつ減っていく。逆に相手にダメージを与えると、相応分の体力が回復する。ただし5個分までが上限。この超人パワーゲージが少なくなる毎に、少しずつ行動が遅くなっていき、残り1個になるとジャンプすら出来なくなってしまう。 ▼命の玉 リングサイドにフランドール・スカーレットが登場して、リング内に投げ込む玉。これを取ると、超人パワーゲージが1個分回復し、一定時間得意技を出せるようになる。また移動などの通常動作のスピードが飛躍的に上がる。 ・基本的にどちらか片方の超人パワーゲージが3個以下になったタイミングで、フランがリングサイドに登場する（3個の状態から2個、1個という場合は登場しない）。 ・フランが登場してから一定時間が経過すると玉が投げ込まれる。基本的に、投げ入れる段階で体力が低い方を目掛けて投げられる。 ・玉を投げ入れる方向、投げ込まれるスピードはランダム。 ▼得意技 上記の命の玉をとると、キャラクターが一定時間点滅し、パワーアップ状態となる。その間は各キャラクターの得意技を出す事が出来る。投げ技（バックドロップと同じ要領）、突進技、飛び道具など様々系統の技が有り、どれも基本的に攻撃力が高い。攻撃が決まると、相応に体力も回復するため、不利であった試合展開が一挙にひっくり返る事も頻繁となっている。 ▼タッチ交代 自分のコーナーで、パートナーに向かってAボタンを押す事で、タッチ交代が出来る。体力が少なくなってきたときには重要な行動。待機しているパートナーは、超人パワーゲージ4個分の状態で、交代でリングに上がる。交代すると、一定時間パートナーは外側を向いてしまい、交代が出来ない状態となる。 ▼リング リングは全部で3種類存在する。 ・通常のリング 何の変哲もない通常のリング。 ・氷のリング 足元が滑るため、キャラクターの制御が難しい。ただ、弾き飛ばす距離も長くなるため、ロープを使ったアクションがやり易い。 ・電気リング ロープに電撃が走っているため、ロープに触れると痺れた状態（体力が少しずつ減少）となってしまう。パワーアップ中以外、ロープを使用したアクション（フライングボディアタック等）が使用出来ない。 ▼フィニッシュホールド 相手にとどめをさすときに、得意技で決める事でキャラクター毎の特殊な演出・カットインが入る。  ▼1PLAYER タッグマッチ （CPU対戦） 選択したタッグ二人で、延々と勝ち抜いていくゲームモード。ステージが進むたびに、相手キャラクターの動きが機敏になり、残りタイムも短くなっていく（タイムオーバーになるとCPUの強制勝利となる。100ステージを越える辺りから、CPUキャラクターの動きは信じられないほどに機敏になり、命の玉への反応速度も早い上に、取得コース確保も的確。立ち位置を入れ替えるバックドロップや、はじきとばしを上手く利用して命の玉をとっていかないと、勝利は難しい。  |
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| ■私的レビュー／プレイ時間：短時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 要するに東方Plojectのキャラクターが出演する「マッスルタッグマッチ」であり、パロディ作品です。ゲームシステムは勿論の事、キャラクター性能（得意技性能、機動力）もそれぞれの原作キャラに準じています。操作性は良好。再現度も非常に高く、原作のファンの方であれば違和感なく遊ぶ事が出来ると思います。細かな差異点を挙げると「タッチ交代の出来る自分コーナーの範囲が少し狭まっている」、「タッチ交代が出来るようになるまでの時間が若干短縮されている」、「電気リングの画面端でバックドロップやパンチをしても相手がロープに触れない」ぐらいのもので、それ以外はほぼ同じといって差し支えありません。 登場キャラクターは全8名。プロレス作品好きとしては、アイシクルオレンジさんの作品「夢の東方タッグ編」に出場するキャラクターが、ほぼ全員であるところが嬉しいところです。しかしタッグを組むとなると、成立する組み合わせが「レッド75% （霊夢＆レミリア）」のみなのが、個人的にほんの少し残念（笑）。夢の東方タッグ編のファンとしては「氷結向日葵」や「霧雨ファミリア」が組めたら、よりモチベーションが上がったと思います。そう言いつつも「霊夢＆魔理沙」といった王道タッグ、「紫＆藍」、「霊夢＆萃香」といったベストタッグを組めるという面白さが有るのは良いですね。 また外見こそ東方のキャラクターですが、元となるキャラクター性能はそのままなのも、少し残念。基本ゲームシステムはそのままでも、例えば夢想封印やスピア・ザ・グングニルでしたら、それぞれの原作に似せた飛び道具技にしてしまっても良かったと思いますし（ほとんどの得意技が飛び道具になってしまうとしても）、そういう意味でのオリジナルティもあったほうが、より楽しめたのではないかなと思います。それと萃香はどちらかと申しますと、バッファローマンの方が似合う気も…。いや、寧ろ慧音（ハクタク変身状態）を出してバッファローマンに…（笑）。 以上はあくまで個人的な要望であって、ゲームの評価が低くなる要因とはなりません。ゲーム自体は非常に良く仕上がっていますし、通信対戦にも対応。サークルさん自らが「幻想郷プロレス対戦相手募集チャット」を設置してくださっているなど、色々な配慮や付加要素があります。キン肉マン好き＆東方プロジェクト好きの方であれば、楽しめる同人ソフトでしょう。 |
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| ■基本操作 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ■登場キャラクター | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ■関連商品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ■関連書籍 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||