豪血寺一族 スーパーファミコン版
GOUKETSUJI ICHIZOKU
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2D対戦格闘ゲーム/対戦型格闘アクション
SFC 開発:アトラス 推奨度:− 発売:1994/10/14 amazon販売
カートリッジ 販売:アトラス 入手度:B 定価:10,500円
Wii 開発:アトラス 推奨度:− 発売:2011/10/04 amazon販売
DL 販売:アトラス 入手度:− 定価:800円
※Wiiバーチャルコンソール
■公式リンク

(C) ATLUS 1993, 94
■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間
 老婆が主人公というぶっとび設定により、イロモノ格闘ゲームとして今ではすっかりその地位を定着した「豪血寺一族」シリーズ初回作をスーパーファミコンに移植した作品です。1994年の10月14日と、スーパーファミコンタイトルの中でもかなり後期に発売されたタイトルとなります。
 本作の移植度はそこそこ高いです。まず何と言っても、爽快感の高さが合格ライン。操作性が非常に良く、ボタンレスポンス、キーレスポンス共に問題なし。バリバリ入るキャンセル連続技を、ストレス無く決めることが出来ます。また、前後ダッシュが備えてあることに加え、二段ジャンプシステムが採用されているため、心地良いスピード感を確立しています。

 ダッシュにはそれぞれ特徴があります。
▼前ダッシュ
 前ダッシュ中に攻撃ボタンを押すとダッシュ攻撃が出来、通常攻撃の約2倍のダメージを与えられます。
▼後ダッシュ
 後にダッシュ中は無敵時間になっています。間合いが取れる上に無敵時間があるので、ほぼ完璧な防御システムと言えます。
 ・・・とこんな具合ですね。スピード感を殺さないゲーム展開は、やはり気持ちの良いものです。

 キャラクターは8人(ボスのお梅を含めると9名)と少なめですが、その分一人一人が作り込んであると思います。個性あるキャラクターが多く、性格付けの設定なども面白いものが多いですね。
 加えて演出も面白いです。ゲーム全体の雰囲気が、怪しさと一緒に笑いが内包されているところが、ある意味では完璧です。キャラクターセレクト画面の「はよせんか」には笑わせて頂きました(笑)。

 その他オプションとして、スーパーファミコン用の格闘ゲームとしては珍しく、プラティクスモードがついていたり、勝ち抜きモードがあったりと、かなりの充実振り。こういうところに気を使って作ってあるところが素晴らしいですね。戦闘シーンのCGや音声などには、少々難アリですが、SFC格闘好きなら間違いなく買いの作品でしょう。

■関連グッズ
豪血寺一族/ゲームミュージック
豪血寺一族 (1)ゲーメストコミックス
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豪血寺一族の謎 − 骨肉の争いに終止符を打つのは誰だ!

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