| ■ゲーム概要 | 
          
          
             カルチャーブレーンから発売された、2D横スクロール格闘アクションゲーム「飛龍の拳」のスーパーファミコン版。ファミリーコンピュータ版と比較すると、ハードスペックの向上に応じて、グラフィック、サウンドが大幅にパワーアップしている。ゲームのベースとなる部分は基本的に変更されておらず、独特の操作性やゲームバランスは健在。 
             「ストーリーモード」、「アニメモード」、「VSトーナメントモード」、裏技で出現する「対決モード」と色々なゲームモードが用意されており、後者ふたつでは対戦格闘アクションのように遊ぶ事が出来る。VSトーナメントでは対人戦も可能。約3ヵ月後に、本作のパワーアップ版「飛龍の拳 S ハイパーバージョン」が同社からリリースされている。 
             
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            | ■ゲームシステム | 
          
          
             操作はレバー8方向+「ジャンプ」、「パンチ」、「キック」の3ボタン式。基本操作は以下を参照。 
             
            ■ゲージシステム 
            ▼体力ゲージ 
             正方形が連なった形で表示される。相手の攻撃を受けるたびに減少し、無くなると敗北となる。 
            ▼KOゲージ 
             基本的には、相手の攻撃を上手くガードしたりするごとに増えていくゲージ。相手の攻撃がクリーンヒットすると減少する。ゲージが満タン状態になると、必殺技や法力を使用する事が出来る。一定時間が経過するか、必殺技・法力を2回使用することで、満タン状態が解除される。 
             
            ■ゲームシステム 
            ▼心眼システム 
             エキスパートモードのみ。相手と自分の隙を「○」のマークで表示するもので、このマークを指標にして攻撃や防御を行う事が出来る。 
            ▼スーパーテクニック 
             相手の攻撃をかわして反撃するシステム。例えば相手の上段攻撃に対して、通常であればレバー↑で受け止めるところを、レバー↓を押してから、素早く攻撃ボタンを押す事で、相手の上段を低い体勢になってかわしながら、そのまま足払いで反撃する事が出来る。 
            ▼スーパーディフェンス 
             相手の上段攻撃に対してレバー↑を押して防御した際に、タイミングが良いと相手の攻撃をそのまま掴める事がある。その後直ぐに、攻撃ボタン(場合によってはレバー操作を組み合わせ)を押すと、そのまま反撃できる。 
            ▼必殺技・法力 
             上記「KOゲージ」が満タン状態になった時のみ使用できる、威力大の攻撃。主人公「龍飛」が使うのは、まさしくタイトル名の「飛龍の拳」である。 
             
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            | ■私的レビュー/プレイ時間:短時間 | 
          
          
             カルチャーブレーンの代表的タイトル「飛龍の拳」シリーズの正統派続編。ゲーム本編は、横スクロールの2D格闘アクションゲームですが、「VSトーナメントモード」及び、裏技で遊べる「対決モード」に格闘アクション要素が存在。VSトーナメントでは対人戦を楽しむ事も出来ます。 
             
             ジャンプはボタン式となっていますが、ステージに奥行きは存在しません。十字キー↑方向は、ガードや技コマンド等に利用。十字キーと攻撃ボタン、ジャンプボタンを組み合わせて色々な技を出して戦う事が出来ます。ただしボタンレスポンスは良好とは言えず、操作性はやや難有り。入力のタイミングに癖があるので、スムーズにキャラクターを動かせるようになるには少し慣れが必要になってきます。 
             また、「スピードアクション」をうたっている割には、ゲームのテンポはそれほど速いとは言えず、スピード感もそれほど高い方では有りません。アニメーションパターンも少なく、お世辞にもスムーズな動きとは言えないでしょう。ただし、このゲームの肝と言える「スーパーテクニック」、「スーパーディフェンス」という、防御から反撃に転じるシステムは実に良く出来ており、これが読み通り決まった時の快感は特筆すべきものがあります。 
             
             「VSモード」、「対決モード」を切り抜いて、一般的な2D対戦型格闘ゲームと比較すると、確かに不満点が多い作品ではあるのですが、良くも悪くも「飛龍の拳」シリーズの正統派続編であり、その流れを組んだゲームが好きだという方であれば、十二分に楽しめる作品かと思われます。中古等で購入を検討されている場合は、約3ヵ月後に発売されたパワーアップバージョン「飛龍の拳S ハイパーバージョン」を推奨致します。 
             
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            | ■裏技・小ネタ | 
          
          
            ▼サウンドモード 
             「ふっかつのおうぎ (復活の奥義)」で「ひりゅうのけん」と入力すると、サウンドモードになる。音楽(おんがく)と効果音(こうかおん)を聞くことが出来る。 
            ▼対決モード 
             「ふっかつのおうぎ (復活の奥義)」で「たいけつ」と入力すると、32通りの対戦を選択して戦える。しかし対戦表示が16進数なので、判り難い。 
            ▼エンディングコマンド 
             「ふっかつのおうぎ (復活の奥義)」で「はりけえんきっく」と入力すると、直ぐにエンディングとなる。 
             
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            | ■基本操作 | 
          
          
            
            
              
                
                  | 行動 | 
                  操作 | 
                  行動 | 
                  操作 | 
                 
                
                  | ジャンプ | 
                  Aボタン | 
                  振りほどき | 
                  相手に掴まり中にB・Yボタンを連打 | 
                 
                
                  | パンチ | 
                  Bボタン | 
                  聖水を使う | 
                  セレクトボタン | 
                 
                
                  | キック | 
                  Yボタン | 
                  垂直ジャンプ攻撃 | 
                  垂直ジャンプ中に攻撃ボタン | 
                 
                
                  | 大技 | 
                  B+Yボタン | 
                  斜めジャンプ攻撃 | 
                  斜めジャンプ中に攻撃ボタン | 
                 
              
             
             | 
          
          
            | ■登場キャラクター | 
          
          
            
            
             
            
              
                
                  | ■登場タイプ | 
                 
                
                  | 拳法家 | 
                  女拳法家 | 
                  ボクシング | 
                 
                
                  | ムエタイ | 
                  空手 | 
                  マーシャルアーツ | 
                 
                
                  | プロレス(ストロングスタイル) | 
                  プロレス(パワータイプ) | 
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