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SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS
エス・エヌ・ケイ バーサス カプコン エスブイシー カオス |
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2D対戦格闘ゲーム/バーサスシリーズ |
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MVS |
開発:SNKプレイモア |
推奨度:− |
稼働:2003/07/24 |
− |
AC基板 |
販売:SNKプレイモア |
入手度:− |
定価:−円 |
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ネオジオ |
開発:SNKプレイモア |
推奨度:A |
発売:2003/11/13 |
amazon通販 |
カートリッジ |
販売:SNKプレイモア |
入手度:C |
定価:39,800円 |
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PS2 |
開発:SNKプレイモア |
推奨度:− |
発売:2003/12/25 |
amazon通販 |
DVD-ROM |
販売:SNKプレイモア |
入手度:B |
定価:6,800円 |
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Xbox |
開発:SNKプレイモア |
推奨度:A |
発売:2004/10/07 |
amazon通販 |
DVD-ROM |
販売:SNKプレイモア |
入手度:B |
定価:4,800円 |
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PS2 |
開発:SNKプレイモア |
推奨度:− |
発売:2005/03/17 |
amazon通販 |
DVD-ROM |
販売:SNKプレイモア |
入手度:A |
定価:2,800円 |
※SNK Best Collection SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS |
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(C) SNK PLAYMORE 2003
(C) CAPCOM CO.,LTD. 2003 ALL RIGHTS RESERVED. |
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■私的レビュー/プレイ時間:やや長時間 |
通称「SVC」若しくは「エスカップ」。代表的格闘ゲームメーカー「SNK」と「CAPCOM」のキャラクターが登場する「VS」シリーズで、両社のクロスライセンス契約によって作られた作品の1つ。このタイトル以前には「CAPCOM vs. SNK」という、カプコン側からのシリーズがリリースされていましたが、今作はSNKプレイモア側がリリースしたタイトルとなります。
SNKサイドはKOF、餓狼伝説、龍虎の拳、サムライスピリッツ、ポリゴン侍魂。CAPCOMサイドはストリートファイター、ヴァンパイア、ウォーザード等から各キャラクターが参戦。登場キャラクターを一通り並べてみますと、特にSNKサイドにその統一性が殆ど無いこと。そしてロックマンゼロやレッドアリーマー、マーズピープル、初代アテナ等、従来格闘ゲームにはあまり縁の無いタイトルからもキャラクターが多数参戦していること。そのキャラクターごちゃ混ぜ的な雰囲気から、タイトル名のカオス(混沌)とはそういう意味ではないのかとの憶測もなされています。ただ、その王道を少し外れたという意味においても、なかなかに面白いキャラクターセレクトとなっています。
このゲームで個人的に魅力を感じたのは、ストリートファイター系キャラクターの面々がSNK風のドットで新規に描き起こされているところでしょうか。SNKの作風を持って作り出されたカプコンキャラクターが、独自の高いクオリティで作り上げられており、各通常技・必殺技共に上手く再現されています。操作性も独自に再構築され、プレイしていて面白かったです。また、KOF系のキャラはドットがほぼそのまま流用されていましたが、サムライスピリッツ系キャラは新たに描き起こされており、本来3Dであった「色(しき)」が2Dキャラクターとして再現されるなど、見所が多いです。
カプコンの「VSシリーズ」は通常、チーム戦がメインとなっていましたが、このSVC
CHAOSは完全に一対一の世界。世界観の異なるキャラクター同士の掛け合いがこれまた面白く、各原作ファンから賛否両論、幅広い意見がありました。
◇システム紹介
・フロントグランドステップ
所謂「ダッシュ」。ランのように走り続けるタイプではなく、特定の距離を素早く移動。ガードキャンセルをかけて出すことも可能で、「ガードキャンセルフロントステップ」はこのゲームの攻めの要でもあります。
・エクシード(EXCEED)
体力ゲージが1本減らされると使用可能になる、強力な必殺技。超必殺技と異なりパワーゲージは消費しませんが、1度の対戦で1回しか使う事が出来ないという特徴があります。
・大ジャンプ
一瞬レバー下要素+レバー上要素
or ダッシュ中にレバー上要素。ジャンプは通常ジャンプと、この大ジャンプの2種類です。
・ガードキャンセル攻撃
ガード中にCD同時押し。パワーゲージを一定量消費します。
・グルーヴパワーゲージシステム
3段階に分かれており、MAXIMUMまで溜めると「どこでもキャンセル」が使用可能になります。
・・・以上のように、見た目でKOFに近いと言われつつも、ゲーム概要は大きく異なります。
ラン(走り続ける)が無いことで、スピード感はやや損なわれているものの、ガードキャンセルグランドステップや、大ジャンプなどを駆使した、2D格闘ゲーム独自の間合いの駆け引きを存分に楽しめるようになっています。
コマンド受付に独自の癖があり、慣れるまでに多少時間が掛かること。また(個人差はあると思いますが)効果音があまり芳しいとは言えず、やや爽快感を損なう作りになっていたこと。一部のキャラクターが強く、対戦バランスにやや問題があったこと等が原因で、イマイチ盛り上がりに欠けた印象のあるタイトル。
ストーリーにジックリとハマり込みながら、家庭で遊ぶのには大変楽しいタイトルですので、プレイステーション2、初代Xbox等、コンシューマ版の購入はお勧めです。
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■隠しキャラクター使用コマンド |
ギース・ハワード |
←←←↓←↑→↑ |
マーズピープル |
↑↓←←↑↓←←↓ |
ゲーニッツ |
↓↓↓→↓←←← |
暴走庵 |
↑↑↑↓←→↓← |
本気を出したMr.カラテ |
↑←↑↓→→↓←↑←→→(5秒以内) |
ロックマンゼロ |
↑→→←←↓↑↑↑→ |
デミトリ |
→→→←↑→↓↑ |
ダン |
↓←←←←←←← |
洗脳されたケン |
↑↑↓←←→←↑ |
真・ゴウキ |
←↑↑→↑↓↓→←←↑↓(5秒以内) |
※5秒以内:キャラクターセレクト画面に入ってから「5秒」以内にコマンドを入力完了。 |
■パッケージ画像 |
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