いーあるめーりん 永遠亭編 クリックでリストトップに戻ります
2D格闘ゲーム/2D格闘アクション/同人ゲーム
Windows 開発:D.C.S. 推奨度:− 発行:2009/08/15 駿河屋通販
CD-ROM 頒布:D.C.S. 入手度:− 頒価:1,000円
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(C) D.C.S. 2009
■ゲーム概要
 老舗同人サークル「D.C.S./阿丼工房」が製作した同人ソフトで、ゲームシステムには引き続き「SFWinC」を採用。イー・アル・カンフーを東方Projectのキャラクターで再現した「いーあるめーりん」シリーズの第三作目で「紅魔館編」、「白玉楼編」に続く正統派続編。原作「東方永夜抄 〜Imperishable Night.〜」に登場するキャラクター達が敵として立ち塞がる。今まではプレイヤーキャラクターが「紅美鈴」のみであったものが、今回は「小悪魔」をお供に、二人でタッチ交代して戦う形式となっている。

■ゲームシステム
 操作はレバー8方向+「弱パンチ」、「強パンチ」、「弱キック」、「強キック」の4ボタン式。基本操作は以下を参照

■ゲームシステム
▼キャラチェンジ
 プレイヤーキャラクターを「紅美鈴」と「小悪魔」の間でチェンジする。その場でキャラクターが消え、そのまま交代するキャラクターに入れ替わる。交代する回数制限等は一切無い上に、交代時の消える瞬間は完全無敵。所謂「避け動作」の代替として使うことも出来る。
▼体力ゲージ
 8つのマスで表示されており、攻撃を受けるたびに一つずつ減っていく。美鈴と小悪魔の二人で共通して使うゲージとなっている。

■プレイヤーキャラクター
 レバーとボタンを組み合わせて出せる、数々の技を駆使し、体力ゲージ8ドットを削り合うというシステムは継続。
▼美鈴
 性能は従来の作品通り。全16種類の技を駆使して戦う。打撃系の技に特化しており、リーチは比較的長いが、近距離戦闘専門。
▼小悪魔
 今回初のプレイヤーキャラクター化。技の数は全9種類と、美鈴よりずっと少ないが「頭突きタックル」や「飛び膝蹴り」といった遠距離から一気に間合いをつめて攻撃する技を持っている。

■私的レビュー/プレイ時間:短時間
 老舗同人サークル「D.C.S./阿丼工房」がリリースした「いーあるめーりん」シリーズの正統派続編で、「紅魔館編」、「白玉楼編」に続く第三作目。東方Projectのキャラクターのキャラクターが登場する「イー・アル・カンフー」題材のゲームというコンセプトは同じなのですが、本作から「キャラクターチェンジ」という新しいシステムを採用。今までの主人公は「紅美鈴」のひとりだけでしたが、今回から「小悪魔」がパートナーとして登場。紅魔館の下っ端二人組みが 紅魔館の門番と大図書館司書(非公式)の二人組みが力を合わせて、立ち塞がる敵を倒していきます。

 今回、主人公を迎える敵は以下の通り。

ステージ1 上白沢慧音
ステージ2 因幡てゐ
ステージ3 鈴仙・優曇華院・イナバ
ステージ4 八意永琳
ステージ5 蓬莱山輝夜
EXTRA STAGE 藤原妹紅

 従来作同様に、どのキャラクターも非常に可愛らしいドット絵で表現されており、各々原作のイメージに則った必殺技を駆使してきます。「てゐ」は統率しているウサギを呼び出したり、「うどんげ」は素早く連射の力のある座薬飛び道具を発射。「輝夜」は拡散する弾幕、「妹紅」は格闘能力に優れた性能を持つなど、本当に個性的。戦うときの戦略性がまるで異なり、ステージ毎に色々な楽しみ方が出来ます。
 引き続き、ゲームそれ自体に「難易度」設定は存在しませんが、ゲームスピードを調整することは可能となっていますので、まだゲームに慣れていない方、格闘アクションが苦手な方は、ゲームスピードを抑え目にしてのプレイを推奨します。ゆっくり戦えれば、ゲーム難易度はかなり落ちます。
 東方Projectキャラクターを起用した、名作レトロゲームのパロディ作品の中でも、特に完成度の高いシリーズだけに、原作ファン、アクションゲームファンの方は是非抑えておきたい一本です。

敵キャラクターの攻撃は本当にユニークなものばかり
■基本操作
行動 操作 行動 操作
弱パンチ属性攻撃 ボタン1 移動 レバー
強パンチ属性攻撃 ボタン2 ジャンプ レバー 要素
弱キック属性攻撃 ボタン3 キャラチェンジ レバーN+ボタン4
強キック属性攻撃 ボタン4 一時停止 F5キー
■パッケージ/必要スペック
いーあるめーりん 永遠亭編 パッケージ画像 動作環境
OS Windows98/Me/2000/XP/Vista
CPU PentiumIII-1GHz以上推奨
VGA/SOUND DirectX 7.0a以降
VRAM 8MB以上推奨
メモリ 256MB以上 (512MB以上推奨)
■東方ぬいぐるみシリーズ
   
■関連書籍 その1
   
■関連書籍 その2
   

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