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ドラゴンボールZ 2 スーパーバトル
DRAGON BALL Z 2 Super Battle |
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2D対戦格闘ゲーム/キャラクターゲーム/原作有り |
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オリジナル |
開発:コブラチーム |
推奨度:− |
稼働:1994/??/?? |
AC基盤 |
販売:バンプレスト |
入手度:− |
定価:−円 |
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(C) BIRD STUDIO/SHUEISHA , TOEI ANIMATION
1989
(C) BANPRESTO 1994 |
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■私的レビュー/プレイ時間:かなり短時間 |
バンプレストから発売された、人気漫画&アニメ「ドラゴンボールZ」のアーケードタイトル第2弾です。ゲームのスタンスとしては、一応「ドラゴンボールZ」の続編に当たるのですが、殆(ほとん)ど新作といって良いほどに全てが変わっています。
まずグラフィックが新規に起こされているので、見た目の印象からして全く異なります。非常に大きく描かれていたキャラクターの数々は、やや縮小されていますが、アニメーションなどは良く仕上がっています。更にゲームシステム面での変更が著しく、内容としては完全に別のゲームです。
最大の変化は、やはりゲームスピード。非常にモッサリ、ユッタリしていたゲームであったものが急変し、とてもスピーディーな仕上がりとなっています。前作は恐らく初心者に配慮した結果なのかもしれませんが、どの飛び道具も見てから対処が余裕といったように問題が山積みで、今回ゲームスピードをアップしたことで、それらの案件を解決しています。何より、ゲームスピードが速いほうが「ドラゴンボールらしい」という側面もあるでしょうか。
また、レバー上要素の操作変更も大きな変更点のひとつ。前作では舞空術が勝手に発動し、空中に浮いてしまいましたが、今作からはジャンプ動作に切り替わっています。それと同時に、空中で自由に動き回れるという仕様がなくなっており、より一般的な「2D対戦型格闘ゲーム」に近い造りとなっています。ジャンプの速度は非常に速く、滞空時間はとても短いです。それ故に中段攻撃はかなり強力。空中戦は、特定の技で相手を空中に吹き飛ばし、それを追いかけての空中エリアのみとなっています。
操作はレバー8方向+「小パンチ」、「中パンチ」、「大パンチ」、「小キック」、「中キック」、「大キック」の6ボタン式。機器は4ボタンとなっており、「大攻撃」は「小」と「中」の2ボタン同時押しで入力します。通常技にもボタン同時押し操作が入ることで、操作の簡易さという意味では評価はややマイナス。しかし必殺技のコマンド受け付けは比較的スムーズです。
戦うごとに「ゲージ」が溜まって行き、それが満タンになると全ボタン同時押しで超必殺技を発動することが可能。この演出が非常に完成度が高く、しかもド派手な仕上がりになっていて爽快感も高いです。
超初心者向けに作られていた前作から、上級者向けに大きく方向を転換。個人的な好みもあると思いますが、モッタリノンビリの前作より爽快感が格段に上がっており、何より「楽しめるゲーム」として完成しています。ゲーム難易度がやや高いですが、寧(むし)ろこの位のレベルの方がやり込み甲斐があって面白いです。
その後、1996年にバンダイから発売されたスーパーファミコンソフト「ドラゴンボールZ ハイパーディメンション」は本作と類似した部分が多く、少なからぬ影響があったものと思われます。
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■基本操作 |
行動 |
操作 |
弱パンチ |
Aボタン |
中パンチ |
Bボタン |
強パンチ |
Aボタン+Bボタン同時押し |
弱キック |
Cボタン |
中キック |
Dボタン |
強キック |
Cボタン+Dボタン同時押し |
投げ |
間合いで← or →+強パンチ |
ダッシュ |
素早く→→ |
気合溜め |
A+B+C+Dボタン同時押し(一部のキャラは不可) |
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■関連商品 |
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