ドラゴンボールZ V.R.V.S クリックでリストトップに戻ります
体感型対戦格闘ゲーム/原作有
System32 開発:セガ 推奨度:− 稼働:1994/??/??
AC基板 販売:バンプレスト 入手度:− 定価:−円
■公式リンク


(C) SEGA - BANPRESTO 1994
(C) バードスタジオ / 集英社・フジテレビ・東映動画
■ゲーム紹介
 1994年にセガから発売された、体感型の対戦型格闘ゲーム。アーケードで稼動したドラゴンボールZの格闘ゲームは「ドラゴンボールZ」、「ドラゴンボールZ2 Super Battle」など色々ありますが、その中でも特殊なゲームシステム・特殊な操作方法という意味では、本作は飛び抜けて異色と言えるかもしれません。

 操作はレバー8方向+「右パンチ」、「左パンチ」、「ジャンプ」の3ボタン式。画面中央に体力ゲージが表示されており、画面下には「気」を表す数字のカウンターが表示。基本操作は以下をご覧下さい。一般的な格闘ゲームと異なり、プレイヤーキャラと相手キャラクターが手前と奥に配置されている影響で、操作性も大変に特殊な形式になっていることがお判り頂けると思います。レバー「↑」が防御で、レバー「← →」が回避といった具合で一見取っ付き難いのですが、実際に画面見ながらの操作がやり易い辺りは、流石セガと言ったところでしょうか。

 しかしこのゲームの恐ろしい部分は、キャラクターの技コマンド。
 一例を挙げると
▽ベジータ「ファイナルフラッシュ」→レバーを右側に10回転
▽孫悟空「元気玉」→左右パンチ+レバーを右側に10回転

 技コマンドの中でも極端な事例ではあるのですが、凡(おおよ)そこんな具合で構成されており、ある意味クレイジーな雰囲気が漂っています。一時的に間合いが離れた場合の必殺技合戦はそれこそ壮絶で、プレイヤー同士がグルングルンとレバーを回転させながら戦うと言うエキセントリックな光景が実現。筐体レバーの寿命を縮めるのは必定。メンテナンスが大変で、オペレーター泣かせのゲーム仕様です。しかし、ボタンを押しながら!レバーを回しながら!激しく操作して戦う様は、体感格闘ゲームに相応しいと言っても過言ではないかもしれません(笑)。

 登場するキャラクターは「孫 悟空」、「孫 悟飯」、「トランクス(青年)」、「ピッコロ」、「ベジータ」の5名。ドラゴンボールZを象徴する人気キャラクターが勢揃いという具合で、所謂「悪役(ヒール)」系が居ないのも特徴の一つ(元悪役という意味では、ピッコロやべジータが該当しますが)。

 元々は集英社のイベントでお目見えした、4人同時に敵を倒すという「体感ゲーム」であり、ダウングレードして一対一の2人対戦用に改造したもののようです。現在、アーケードで見掛ける事は非常に難しいかとは思いますが、見掛けた時は一度コインを投入してみると良いかもしれません。

■基本操作
行動 操作
左パンチ ボタン1
右パンチ ボタン2
ジャンプ ボタン3
防御 レバー
回避 レバー or
大パンチ溜め レバー
■登場キャラクター&コマンド一覧
孫悟空 かめはめ波 右8回転 パンチ
元気玉 左右パンチ+右10回転
孫悟飯 かめはめ波 右8回転 パンチ
魔閃光 右2回転 パンチ
ピッコロ 魔貫光殺砲 パンチ1秒 右3回転
爆力魔波 左右パンチ+右10回転 パンチ
ベジータ ファイナルフラッシュ 右10回転
ビックバンアタック パンチ2秒
トランクス クロススラッシュ 右6回転 左2回転
フォトンブーム ×3回 ×4 パンチ
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