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サバイバルアーツ
SURVIVAL ARTS |
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2D対戦格闘ゲーム/実写格闘ゲーム/残虐表現 |
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SSV System |
開発:スカラベ |
推奨度:− |
稼働:1993/10/?? |
AC基板 |
販売:サミー工業 |
入手度:− |
定価:−円 |
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(C) SAMMY INDUSTRIES CO.,LTD. 1993 |
■私的レビュー/プレイ時間:やや短時間 |
1993年にサミー工業から発売された、システムSSV基板のアーケード用
2D対戦格闘ゲーム。実写取り込み+残虐演出があることで、洋物ゲームのような雰囲気を漂わせておりますが、開発はあの有名な「スカラベ」ですので、純和製の格闘ゲームです。
題名のサバイバルアーツとは、「肉体による攻撃のみならず、あらゆる武器を使いこなす総合格闘技」となっており、各キャラクターは刀剣は勿論、銃火器まで扱います。絨毯爆撃が可能で理不尽な破壊力を持つ爆弾やら、ビーム銃やらが登場する、何とも豪快なゲームですね。各ステージには、鈍器・長剣・拳銃といった物騒なアイテムがゴロゴロしており、それらを拾って使用することが可能。ただし、拳銃以外はあまり役に立たなかったりするので、ゲームバランス的には微妙になっています。
基本操作は8方向レバー+攻撃「弱パンチ・中パンチ・強パンチ・弱キック・中キック・強キック」の6ボタン式。
ゲームの特徴として、実写格闘ゲームとしては珍しく、キャンセルが掛かり易いというものがあります。ジャンプ攻撃から中攻撃→キャンセル必殺技といった連携が組みやすいので、一般的な2D対戦格闘ゲームが楽しめる方には向いていると思います。また、投げ技に対して「受け身」というシステムが採用されており、成功するとダメージがゼロ。着地時の隙も全くないという具合になっています。投げられた時に、体がクルクルと回転するのですが、キャラクターの足が下に向いている時に受身が出来ると成功に。失敗するとダメージが2倍になるというペナルティが加えられます。
1993年という発売時期を考慮すると、グラフィックの質はかなり高めで背景も美麗。特にアニメーションクオリティは、実写格闘ゲームの中でも評価が高く、そのスムーズな戦闘シーンには素直に驚かされます。残虐演出はかなりスプラッタ色が強く、刀で切れば内臓を撒き散らしながら真っ二つに。爆弾で吹き飛ばされると五体バラバラに・・・といった具合。飛び散った内臓がピクピクと動いたりと、一部の方には精神的嫌悪をもよおしそうな内容となっています。リアリティは低めで、ややコミカルではあるのですが、大江戸ファイトやタトゥーアサシンズと比較すると、ホラーが苦手な方には顔が引き攣る比率が高そうです(笑)。
現在においても、稀に小規模大会が開催されるほどの人気が一部で存在します。レトロアーケードゲームコーナーに置いてあるのを見かけたら、一度はコインを投入してみても良いかもしれません。
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