■ 週間ソフトセールランキング 2018年12月03日~2018年12月09日 (MC)
■ 週間ソフト売り上げランキング 2018年12月03日~2018年12月09日 (電撃)
毎週恒例の週間ランキング、格闘ゲーム関連のみをまとめたリストの紹介です。
推定販売本数については、集計されているところが見つからない為、20位以降については数値を出せません。予めご了承ください。
2018年12月03日~12月09日
今週 |
先週 |
機種 |
タイトル名 |
発売日 |
販売数 |
初1位 |
- |
SW |
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL |
18/12/07 |
1,220,535 |
▼21位 |
5位 |
SW |
仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ |
18/11/29 |
- |
△41位 |
圏外 |
3DS |
大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS |
14/09/13 |
- |
▼42位 |
38位 |
SW |
ドラゴンボール ファイターズ |
18/09/27 |
- |
△47位 |
圏外 |
SW |
ARMS |
17/06/16 |
- |
今回は2018年12月上旬を集計したランキング表となります。
新規にランク入りしているタイトルは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、『ジャストコーズ4』、『カプコン ベルトアクション コレクション』、『シドマイヤーズ シヴィライゼーションVI』の4本。
同じタイミングでパッケージ版『FIGHTING EX LAYER』もリリースされていますが、初動となる第一週目からランク入りは叶いませんでした。こちらについては、格闘ゲームの市場が小さいというのもあるのでしょうが、もともとダウンロード用タイトルとして販売を続けてきたソフトですから、今更パッケージ版を購入する方が少なかったと見るのが妥当でしょう。けしてソフトの評価が低いからというわけではないと思われます。
当サイトの注目としては、やはり何と言っても『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の存在でしょう。初動数1,220,535本というトンでもない数字を掲げての堂々第1位です。文字通り“桁が違う”強さを見せつけてくれた訳ですが、2位の販売本数から2桁違うというのも凄いですね。上記記事によると初週消化率は68.52%。品切れによるチャンスロスがあまり生じなかったと予想され、無事シリーズ最多となる初週販売本数を記録したとのことです。この後、クリスマス商戦、年末商戦、お年玉商戦とプレゼント需要も増しますから、まだまだ順調に数字を伸ばしていく可能性が高そうです。
先週に引き続いて動向に注目が集まるのは、『仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ』の2週目でしょう。初動5位から今回は21位へとランクダウン。早々と推計販売本数の算出圏外へと弾かれてしまいました。とはいえギリギリの位置ですけどね。スマブラ同様、こちらも対戦格闘ゲームというよりは対戦格闘アクションに分類される作品ですが、仮面ライダーのいわゆる『クライマックス』シリーズは、高い人気を誇りますから安定した動きを見せてくれそうです。
そして驚きなのが、携帯機『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』の222週目です。なんとこの期に及んで、見事なランキング復帰。長らく圏外が続いていたのですが、今回は41位というなかなかの位置での復権です。集計を終わりにしようと思っておりましたのに、まさか『SPECIAL』に引っ張られる形で、ここまで浮上するとは恐るべしです。プラットフォームが3DSという携帯ゲーム機であったことも、良い方向に作用したのかもしれません。
据え置き機『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の209週目はランク外のまま。こちらは『SPECIAL』とは競合するでしょうから、復活ランクインは難しいでしょう。
そしてSwitch版『ドラゴンボール ファイターズ』の第11週目ですが、38位から42位へとランクダウン。年末商戦の序盤に置いて、この落ち幅は小さいと言えます。ドラゴンボールというIP、Switchというプラットフォームからしても、クリスマスやお正月における需要も見込めるでしょう。順位の変動ですが、5位→12位→13位→18位→23位→19位→27位→31位→32位→38位→42位という具合になっています。現在、劇場版『ドラゴンボール超ブロリー』の公開を記念したセールが開催中ですから、こちらの影響が次週以降に出てくるかもしれません。
『ARMS』は78週目の今回で見事にランキング復帰。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』にしてもそうですが、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』発売の副次効果は大きいですね。そもそもこの『ARMS』は、年末年始商戦に強いタイプの作品と思われ、しばらくその動向には期待が出来そうです。ランキングの変遷は、23位→19位→22位→22位→26位→25位→27位→25位→22位→23位→21位→19位→9位→10位→8位→10位→15位→14位→12位→18位→19位→21位→18位→17位→26位→25位→22位→22位→23位→25位→31位→16位→19位→20位→32位→29位→28位→31位→29位→31位→28位→31位→34位→39位→36位→38位→29位→36位→39位→43位→43位→48位→50位→圏外→47位→49位→圏外→49位→圏外→圏外→圏外→圏外→47位という具合です。
先週初登場を果たした『ミリオンアーサー アルカナブラッド』は2週目の今回で早々とランク外です。初動数は算出圏外、25位という結果でしたから、これは致し方のないところでしょうか。元々格闘ゲームは初動数がすべてですから、次週以降も復活は難しいでしょう。ミリオンアーサー自体は現在進行系でアニメも放映中ですし、その話題性の高さから、もう少し伸びてくれると嬉しいのですが。
ロングランを続けた『ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT DX』ですが、66週目の今回もランキング復帰無し。スマブラSP辺りが競合となると伸びない可能性が高いのですが、『ARMS』のように引っ張られる事態も想定されますので、その動向は予想し難いですね。ランキングの変遷だけを抜き出しますと、5位→6位→5位→11位→16位→14位→18位→12位→17位→21位→17位→18位→8位→11位→14位→43位→17位→13位→15位→19位→21位→23位→22位→21位→24位→26位→21位→21位→25位→27位→34位→17位→21位→19位→26位→27位→23位→21位→24位→22位→26位→24位→26位→34位→31位→36位→23位→27位→34位→37位→36位→25位→36位→40位→36位→38位→圏外→41位→47位→44位→47位→圏外→圏外という具合です。
3D武器格闘ゲームの代表格『ソウルキャリバーVI』は8週目の今回もランキング復帰できませんでした。年末年始に向けて、復権は難しいかもしれません。順位の変動は3位→10位→8位→20位→42位→圏外→圏外→圏外という具合です。
『ストリートファイター30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』、『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』、『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』、『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』、いずれも復活ランクインはありません。
とにもかくにも来週以降も続けて『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の大活躍が期待されそうですね。
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■掲載先1:アルファポリス
■掲載先2:小説家になろう
原案執筆:瑞瀬了
イラスト:あこと
瑞瀬了&あことのタッグによる新作ウェブ小説です。ライトノベルを読む感覚で『地政学』や『マクロ経済学』を楽しく学べる作品を目指しています。