先日、2011年4月29日(祝)~30日(土)にかけて開催された、格闘ゲームの大人気イベント「Tokyo Game Night 25 闘宴決義Vol.8」、「TGN25」において「サムライスピリッツ閃」のトーナメント大会が開催されました。ガチ勢を含めた、全10名のトーナメント。その模様をレポートでお伝えいたします。今回は何と、残虐表現のある海外版のサムライスピリッツ閃を使用しての大会となりました。
ご存知の方も多いと思いますが、Xbox360版サムライスピリッツ閃は、ハード本体リージョン。ディスクリージョンではないので、海外版の閃を遊ぶためには、海外ハードを用意する必要があります。
(ディスクが海外版でも、再生する本体が日本製ならゲームは日本版に。逆にディスクが日本版でも、再生する本体が海外姓ならゲームは海外製になります)。
周知の通り、海外版のサムライスピリッツ閃には、部位切断などのやや過激な演出があります。そこを含めた盛り上がりも期待されました。
ガチ勢では
サムライスピリッツ閃勢の代表格「みーちゃん」氏。
柳生十兵衛を自在に扱う「薙災」氏。
服部半蔵の永久コンボもお手のもの、「AIM」氏。
橘右京の使い手で、お酒に弱い「死にかけ」氏。
当サイトのスタッフで、牙神幻十郎に熱意をたぎらせる「蒼龍」君。
他ゲー勢では
らんま勢の代表格「ゆいけー」氏。
闘劇の司会として有名な「コーリー」氏らが参戦。
今回、ガチ勢と他ゲー勢が対戦となった場合は、強烈なハンディルールが発生。
・他ゲー勢はラウンドの最初に、ガチ勢に強斬りを一撃決める。
・通常、2本先取のところを、他ゲー勢は1本取得した時点で勝利。
このハンディのために勝負は大荒れに。
まず、行われたゼロ回戦。
サムライスピリッツ勢の代表格ともいえる「みーちゃん」氏と、らんま勢の代表格の「ゆいけー」氏が激突。
何と大ドンデン返しで、優勝候補のみーちゃん氏が敗れ去るという幕開けに。
他ゲー勢とはいえ、他のタイトルで格闘ゲームの基礎を完全に積んできたプレイヤー達だけに、ガチ勢としても厳しいハンディであることが明確に。
続くガチ勢・AIM氏も、邪神氏に敗れ去るという経過に。
薙災氏は落ちついた試合を展開して、勝利を獲得。
当サイトスタッフの蒼龍は、何と闘劇の司会で有名な、コーリー氏と対戦することに。
ハンディを埋めるために、なんとワカラン殺しで対応するという大人気ない対戦に(笑)。
決勝戦は、らんま勢の「ゆいけー」氏と、ガチ勢の「死にかけ」氏の組み合わせに。ハンディは相変わらず厳しかったものの、死にかけ氏の熟練した動きと、橘右京というキャラクターの性能も相俟って、死にかけ氏が優勝を獲得。ガチ勢の面目躍如といったところでしょうか。
今回、ガチ勢同士の対戦が少なめであったのがやや残念でしたが、ハンディルールによる斬新な展開が楽しめたと思います。
次回のTGNでも、サムライスピリッツ閃が種目として選ばれると良いですね。