2011年11月5日、大阪のゲームセンターアテナ日本橋にて開催されました「メルティブラッド アクトレスアゲイン カレントコード」の段位戦のレポートを掲載いたします。このレポートは引き続き、当サイト格闘ゲーム総合サイトFFLスタッフであり、段位戦運営の「らんぽ」が取りまとめております。いつも通り、動画と一緒に紹介した形式となっているメルティブラッド段位戦のレポートをお楽しみください。
11月5日、14時から開始された段位戦だが、開幕から筐体をプレイヤーが囲む賑わいを見せる。 京都では彦根杯、名古屋ではNSB（名古屋スカイバトル）が開催される中、最近では一番の参加者だったのではないか。
開始早々と連勝を重ねたのはノエルで名を馳せたツツイ(SH)とふぁんきゅー(KO)が目立つ。 しかし段位戦のシステムに苦戦し、五段へは届かずと苦しむ面も見えた。
運営者らぐも青子で参戦するがこちらも五段へと駆け上がる勢いは出ず、頭打ちのようにも見えた。
そんな中現れたのりお(NR)が怒涛の12連勝で最速で五段へと駒を進める。関西にはネロ使いが少ないためキャラ対策が不足されていたとも思えるが、それ以上にのりお自身の実力も見えた。先日行われたランダム2onでも準優勝という結果を残しているこののりお。今後の活躍にも注目したいところである。
後押しを受けたようにツツイ、ふぁんきゅーの2名も5段へと昇格。やはり実力は本物だった。時間も程ほどに並行して5段戦が開始される。当日の五段戦は開幕9名で争われ、その内容は非常に濃いものとなった。実力はあれど落ちたもの、または上がれていなかった者が拮抗した戦いを見せる。
まず連勝を重ねたのはユウ(SI)であったが、その連勝は止められてしまう。そのとめた勢いで上がるかとも思われたがやはりシーソーゲームが続く形だった。五段戦に敗れ、降格を迎えたアマラ(AR)、コウ(AV)、らんぽ(NA)も全て3連勝で初四段戦から最速復帰をし、白熱した戦いは長時間続いた。しかし最後にはタイムアップ。4名の六段への昇格者を選出し五段戦は幕を閉じる。
■ 段位戦 五段戦
六段戦では久々復帰のしゅう(AV)に注目されたが、やはりブランク分のやりこみ不足か、昇格寸前で連勝を重ねる事が出来なかった。当日の有段者の人数が多かった事も要因の一つもの言えるのではないだろうか。安定した立ち回りを見せたのはコウ(SE)だ。やはり登録キャラ全て有段の実力は本物と言えるのではないか。近作でも安定した立ち回りには定評が上がる。
一体誰があがるのか全く予想のつかない試合が続くがこちらも最後にはタイムアップ。
五段戦・六段戦のみでおよそ3時間の長丁場となった。
次回は月末の11月26日。少し日は開くもののプレイヤーの熱は上がっている。日本橋アテナでは毎週水曜日にフリープレイ対戦会なども始まり、年末のa-cho大会へと向けて益々と盛り上げるMBAACCver1.07。今後にも更に注目していきたい。
■ 段位戦 六段戦
