週間格闘ゲームソフトセールスランキング

■ 『週間ソフト販売ランキング TOP50』2020年02月24日~2020年03月01日
■ 電撃オンライン“週間ソフト販売ランキング TOP50”記事

 毎週恒例の週間ランキング、格闘ゲーム関連のみをまとめたリストの紹介です。いつもどおり電撃オンラインさんによる『週間ソフト販売ランキング TOP50』を参考にさせて頂いております。累計販売数および、順位変動のデータに関しては、メディアクリエイトさんのランキング表を参考にさせて頂いていた頃より一度リセットを実施し、新しい集計のみを掲載していることを予めご了承ください。

   

2020年02月24日~03月01日

今週
先週
機種
タイトル名
発売日
販売数
△4位
10位
SW
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
18/12/07
11,212
初18位
PS4
ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS
20/02/27
04,647
▼24位
14位
PS4
グランブルーファンタジー ヴァーサス
20/02/06
03,327
初28位
SW
東方スカイアリーナ・幻想郷空戦姫-MATSURI-CLIMAX
20/02/27
02,415
▼46位
26位
PS4
ストリートファイターV チャンピオン エディション
20/02/14
01,208

 今回は2020年2月下旬から3月頭までを集計したランキング表となります。
 新規にランキング入りしているタイトルは、『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』、『LoveR Kiss』、『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』、『東方スカイアリーナ・幻想郷空戦姫-MATSURI-CLIMAX』、『Frostpunk』、『バブルボブル4 フレンズ』の6タイトル。『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』、『LoveR Kiss』、『Frostpunk』など、マルチプラットフォームでランク入りしているタイトルも多いですね。そのためランキング表に新規タイトルの名前が多く見え、賑やかにも思えるのですが、ロングランタイトルは依然として君臨している印象です。個人的な予想は後述しますが、少し変わった傾向が垣間見えるランキング表に思えます。ちなみに、ここ最近のリリース数の推移は、8本→5本→10本→5本→8本→5本→5本→5本→3本→6本→1本→0本→1本→7本→2本→4本→3本→5本→6本→6本という具合です。

 当サイトとして注目したいのは、やはり今週初登場の『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』でしょう。対戦格闘アクションゲームとしては、かなり特殊なルール、特殊な戦略が必要になるゲームで、賛否も多いようですが、個人的にはこうしたゲーム性の作品もアリだと思っています。その初動ですが、4,647本を売り上げての第18位。完全新作の初動数としては、やや寂しい数字ではありますが、一応20位以内に入れているということは、相応に注目度の高いソフトであったということでしょう。長期的に、ランキング入りをするのは難しい数字かもしれませんが、原作人気も高い作品だけに、何とか頑張って欲しいですね。

 そして同じく今週初登場、Switch版『東方スカイアリーナ・幻想郷空戦姫-MATSURI-CLIMAX』ですが、初動数2,415本、第28位を獲得しています。大人気コンテンツ、東方Projectのキャラクターたちが登場する、同人ゲームをベースとしたタイトルのコンシューマ移植版ですが、その性質を考えるとかなり頑張っているといえます。ロングランは難しいかもしれませんが、何とか続いて欲しいですね。

 今回なんと、65週目を迎える『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ですが、11,212本(累計:3,646,065)を売り上げての第4位です。先週の販売本数が7,282本で第10位でしたから、数字増加、ランキングも大きくアップです。この段階において1万本オーバー、これだけの数値を出すというのは、凄いことですね。恐らくですが、武漢肺炎の影響による休校、アミューズメント施設や行楽先の休業に伴い、キッズ層への需要が伸びたのではないでしょうか。これだけウイルスへの不安が加速しますと、外出よりも宅内で過ごすことにシフトするのは無理からぬことだと思われます。合わせて、共通して遊べるソフトに人気が集まるのは、ある意味必然と言えるのかもしれません。……まるっきり適当な予想ですが。ちなみに、ここ最近の順位変動は、8位→14位→9位→9位→12位→11位→10位→7位→8位→8位→7位→7位→7位→10位→8位→8位→8位→8位→10位→4位という具合です。

 4週目となる『グランブルーファンタジー ヴァーサス』ですが、3,327本(累計:104,416本)を売り上げての第24位です。先週の販売数が4,253本でしたから、ほとんど勢いは衰えておりません。先週の段階で既に10万本オーバー。ダウンロード版の販売も好調のようで、合わせるとかなりの数字となりそうですね。格闘ゲームというジャンル、特典人気の高さなどを踏まえ、初動以降の勢いは衰えるかと思っていたのですが、かなり奮闘していますね。今後もランキング入りを続けて欲しいです。

 そして3週目を迎えた『ストリートファイターV チャンピオン エディション』ですが、こちらは1,208本(累計:10,262本)を売り上げての第46位です。累計1万本オーバーですね。着々と順位こそ落としていますが、いわゆるバージョンアップのタイトルでこれだけの数字を維持できるのは凄いことです。とにかく詰め込まれたコンテンツの数が半端ではなく、お得感のあるソフトであることも、人気の理由のひとつでしょうか。

 先週、初登場で第29位を獲得した『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』ですが、残念ながら2週目の今回で、PS4版、Switch版ともにランク外に。UNIシリーズの完全な続編で、旧作を所持されている方であれば、ダウンロードコンテンツやアップデートによって同じバージョンにすることも可能なソフトだけに、大きな需要を見込めるタイトルではなかったので、これは致し方のないところでしょうか。初動で合計概ね2,300本オーバーと、かなり良い数字をはじき出した後ですから、そこまでガッカリしなくとも良いかもしれません。ファン層の根強いシリーズですから、今後も頑張って欲しいですね。

 ここ最近、すっかり賑やかになったこのランキング表。長期的にこの流れは続かないとは思いますが、各ソフトを応援していきたいところです。

■ ウェブ小説『幻想異世界の地政学(ジオポリティクス)』のご紹介

『幻想異世界の地政学(ジオポリティクス)』

■掲載先1:アルファポリス

■掲載先2:小説家になろう

原案執筆:瑞瀬了
イラスト:あこと

瑞瀬了&あことのタッグによる新作ウェブ小説です。ライトノベルを読む感覚で『地政学』や『マクロ経済学』を楽しく学べる作品を目指しています。

『幻想異世界の地政学(ジオポリティクス)』

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